ネコの食欲。
先日書いた「ネコの病気」の続き。
雌ネコ(ヒメ14歳)は2週間近く何も食べなかった。
そりゃああるはずの歯だけじゃなく骨まで消えてしまったんだから、その症状のすごさからいって食欲どころじゃないのは分る。鼻の近くの骨までが影響を受けあいかわらず鼻炎症状が残っている。
この件については深刻な状態には変わりない。
でもとうとう3キロを切り、このままじゃ検査結果が出る前に餓死するんじゃないかと思っていた。肝臓に障害が出て死に至る危険性が高くなっている。
いよいよ深刻な状態。
一日おきに皮下輸液をしている。前足の付け根に着物のたもとのように液がたまる。
こんな事を続けていてもそう長くは持たない。
今日動物病院で本当は検査結果が出てから使用を考えていたというステロイドを注射した。ステロイドはなにかと良くないイメージを持つ方もいるが、使い方によってはいい効果が出るとのこと。キズの炎症(腫れ)を抑えるためと食欲が増す効果があるという。
もうこの薬にすがるしかない。
注射から3時間後、ネコが変わったように食欲が出て、カリカリを10粒も食べてしまった。何日も空っぽの胃袋にはちょっとキツいんじゃないのかと思い時間をあけてチョコチョコ食いさせたが結局正常時の一食分をたべてしまった。
満腹になったヒメは庭でゴロゴロとご機嫌。じいちゃんが外の流しで魚をさばいているのをルンルン気分で見ていた。「ダメダメ!生魚は当分ダメ!」ニャオン、ゴロゴオロゴロリンとこれが餓死寸前のネコだったとは誰も思わないだろうなー。
このまま元気になってほしいものである。
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