ネコの病気-2
先月書いた「ネコの病気」のその後について書く。
雌ネコ(ヒメ14歳)の病名は「扁平上皮癌」であることが判明した。
口腔から鼻腔にかけての発生で前回書いた通り既に一部の骨が消失している。
今の状態から見てこの夏が越せるかどうかと獣医は言う。
ペットにおける「扁平上皮癌」についてはいくつかのサイトで闘病記のようなものが存在するが、僕はネコの闘病について書く気などさらさらない。
おなじ運命のネコたちが多くいるだろうしその飼い主に不安を与えるだけであると思うからだ。
ネコに闘病なんて関係ない。病気と闘うなんて辛いじゃないか。
今まではずっとヒメを「病気」だからといって以前と違う扱い(家の中で病人扱い)してきたけれど、それはヒメにとっては非日常を押しつけられたようなものできっと窮屈だったに違いない。食べたい時に食べて庭でゴロゴロしたければさせて、お気に入りのネコ箱(屋外に6個ある)で休むのもいい。
左目は少し充血し頬もはれている。涙や鼻汁でブーブーと苦しそうだけれど、薬のおかげで食欲はある。
あと残された時はどれだけかわからないけれど、少しでもネコとして気ままにすごせる時を与えてやりたいと思う。
今日は動物病院へ診察につれていった。本当は先週末に予約してあったのだけれど、脱走して、これが本当に末期ガンと診断されたネコなんだろうかと思うくらい逃げ足が速い。
病院へ行く事がどうやらネコにはわかるらしい。
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コメント
4年前、ミントが入院や通院を繰り返していたとき、ネコが喉をゴロゴロならすのは自然治癒力のアップに関係するという説(体調が悪いときやケガをしたときにも鳴らすので)を聞き、ミントはなでられるのが好きでしたから、できるだけなでて、ゴロゴロいわせてました。
ヒメちゃん、病院に行くのは嫌でしょうけど、そのぶん、お家や庭では少しでも気分よく、喉を鳴らして過ごせますように・・・。
投稿: まちこ | 2009/08/11 03:42
薬を飲むのをとっても嫌がります。でも今はそれが命綱。
だいぶ痩せたのにどこからそんな力が出るの?というくらい抵抗します。
左手で頭を固定し右手で口を開き「ポイッ」と放り込みます。
その後すごーく嫌われます。体を拭いてやろうと思ったのに逃げられました。
ただ今は食欲があるのが救い。
左上の臼歯がないのに食べるスピードはチョコと同じ。
投稿: プル | 2009/08/11 22:47
人間が緊張するとネコも緊張するので、すばやくさりげなく・・・と言われますが、私も動物病院で薬をもらうたび苦労します。
飲ませたあとは、やっぱり嫌われます。
でも、嫌でも飲んで、おいしいものいっぱい食べようね、ヒメちゃん。
投稿: まちこ | 2009/08/11 23:36
お盆で人が集まって、なでてもらって、ニャーニャー鳴いてゴロゴロころがって、缶詰ももらってご機嫌な日でした。薬も一発で飲みこみ成功。毎日こうだといいのですが。
投稿: プル | 2009/08/12 22:01