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2009/08/02

ケータイが使えない。

Img_1673

携帯電話を買い替えたら室内通話が出来なくなった。

SoftBankは来年(2010/3)3月末日をもって第2世代(G2)が使えなくなるのでG3に機種変更したら使い物にならない。室内ではアンテナが1〜3と表示はされているのでメールや着信はあるものの、音声着信に返事をしてもこちらの声が相手に届かずに切れてしまう。
機種は830P(一番安かったし、デザインがいい。マニュアルの書き方最悪だけど) この携帯のアンテナ表示がかなりアバウトであてにならない。
受信感度は技術によりカバーできるが出力は規制があるので上げれない。よって受信感度が良くてそれによりアンテナ表示はよくなるが現実には上り(発信)がいかんせん貧弱なための現象か?

しかたないので「ホームアンテナ2」というものを設置。(詳しくはリンク先を見て下さい。)
設置費は12,000円。工事は2時間半位で終了。玄関先の屋根にドナーアンテナ(外部アンテナ)を取り付け、同軸ケーブルで電波を室内に引込む。室内に設置された器具(室内アンテナ)が携帯とのやり取りを行う仕組み。この装置自体にブースターは内蔵されていないので、屋外の通信状態と同じ状態が室内でも再現されるだけである。だから外部アンテナを設置した場所で携帯が完璧に使える事が条件。電波状況は工事スタッフが調査してくれる。
ただ、この工事はアンテナを設置するという基本行為だけでその仕上げ、美観については関与していない。ステップル(コードを止める釘)でバンバン配線をする。 

これで着信しても慌てて外に出る必要がなくなった。
「ホームアンテナ2」の電気代は当然の事ながら自己負担。
SoftBankの以前無料で設置した「ホームアンテナ」は電波法により電源を切る事は出来ないらしいが、新しい「ホームアンテナ2」は電源ジャックが抜けるようになっているし、スイッチ付きのテーブルタップに繋げば夜間や外出時は切っておける。

写真は左から5年間使った2G(vodafone時代の携帯)
真ん中は830P(カメラレンズの位置が悪い。液晶の裏にレンズがないので使いにくい。老人が使うための携帯なのか「拡大ルーペ機能」などというものがあるが、これが全く役に立たない)。
一番右のキカイが「ホームアンテナ」本体。左の数字が基地局からの電波の強さ。0~9までの数字が表示され僕のとこは2~3。ホームアンテナを設置するような家はこのくらいの数値が多いとのこと。この数字が0だと電波が来ていない地域なので設置は不可。
真ん中のランプはパワーランプ。異常時は赤く点灯する。
右の赤い数字は外部アンテナと室内の本体の隔離距離を0~9で表し9がいちばんいい。なぜこんな隔離距離が必要なのか考えてみた。携帯を使うと携帯から電波が出てそれをホームアンテナが基地局に送信する。要するに無線中継装置というものだ。この時、自分の携帯の番号と同じ電波が二カ所からほぼ同時に(ホームアンテナ2を介した時はタイムラグがあるが)出る混信トラブルを避けるためなのか? 

SoftBankの先祖であるデジタルツーカーからのユーザーで、今まで電波状況で不快な思いなどした事がなかった。それが十数年たった現在において携帯が自宅で使えなくなるなど思いもしなかった。高速で大容量通信のための周波数割当などといっているが、基本の通話(会話)ができなくなるなんて、時代に逆行している。総務省の本当の狙いはいったいなんなんだろう。

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