フナムシがウヨウヨ・・・。
舟蟲が 潑溂 原子力發電
「フナムシがハツラツ原子力発電」解釈によってはすごいことになりそうな気配です。フナムシって海岸のゴキブリのようでうじゃうじゃいるとそれはそれは気持ちの悪い虫です。
先日まちこの香箱のまちこさんの記事を読んで石碑を見に行ってきました。
作家、村上春樹が「辺境・近境」の中で無人島でキャンプをした時の記事の中で「暗くなるといろんな虫がうじゃうじゃやってきて、とてもじゃないがもう一泊する気にはなれなかった」というもの。その中に「フナムシ」がいて「あまり親しみの持てる虫ではない」と書いている。
「フナムシ」ってそんな虫である。それが「ハツラツ」である。「元気ハツラツ!……」という炭酸栄養ドリンクのキャッチがあるが、そんな元気あふれる虫と原子力発電所をむりやり、いや案外すんなりと繋がっているようでもあり、こりゃ象徴的方法による暗示的表現なのかなどと思うのは考え過ぎなのか。
余談ですが、先の「元気ハツラツ!……」っていうコピーの「元気」という言葉は「ハツラツ」に含まれているので諄いコトバだなーと小さな頃から思っていた。ま、「元気」を取ってしまったらキャッチコピーにならないか。
PRセンターに行ったついでに反対側の駐車場脇にある「四葉松」も見てきました。アカマツの四葉のようです。松ぼっくりも通常と変わらないものでした。
松のアップ写真です。
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コメント
「舟虫」は夏の季語で、他の俳人も詠んでますが、その「溌溂」とした様子と「原子力発電」の取り合わせ。
何度見ても、怖くて笑えます
検索したら、山口誓子には「舟虫の猜ひ深き日本海」という句もあるようで、いつどこ(の日本海)を詠んだものかわかりませんが、並べて建てたらどうかしら…と思ってしまいました。
投稿: まちこ | 2010/03/01 02:06
発電所の前にあるのでまさかそこにアイロニーやカリカチュアライズの存在はないとみているのでしょうが、それにしてもねぇ〜。
投稿: プル | 2010/03/01 23:34