このSUBARU R1はあなたに出逢うために・・・。
ここ数ヶ月SUBARU R1へのアクセスが多い。既に生産が終了したが、最後で最新のR1の納車を楽しみにしている方もいるわけで、ちょっと変な感じもする。
僕は最近新しいMac miniを買ったことは先日書いた。そのパッケージを開けるとこんなことばが書かれている。
おめでとうございます。この Mac mini はあなたに出逢うために作られたのです。うれしいね!こんなことばをかけられるといっそうMac miniが愛おしく思えるから不思議だ。
「Mac mini」の部分を「R1」に置き換えて、こんなメッセージカードがなにげなくシートに置かれていたらちょっと感動するかもしれないね。
なぜこんなことを書くのか。それはメーカー(SUBARU)が
SUBARU R1は、2010年3月14日までの受注分をもちまして、生産終了を予定しておりましたが、予想を上回るご好評をいただき、上記予定よりも早く締め切らせていただきました。とアナウンスしたからだ。ぎりぎりまで購入検討していて逃した方がいるかもしれない。とても残念なことだ。「あなたに出逢うR1は最初から無かった」ということだ。これはもう宇宙が誕生する前から決まっていたことだからしかたない。
長年にわたりご愛顧いただき誠にありがとうございました。
で、このメーカー発表の文章を読んで「あれっ?」と思った。通常「予想を上回るご好評」なら生産増強すればいいじゃないか。と思ってしまう。なぜしなかったのか。融通の利かない親会社の手前なんてこともあるかもしれないけれど・・・。
部品の在庫が無いのか、販売済みの車両のメンテ用在庫の確保のため生産できなかったのか、それとも「金型」が限界だったのか。もともとあまり売れていなかったR1だから金型のメンテなんてできていなかったのかもしれない。もしかしたら最終生産型のボディのエッジが立っていなかったり、ゆがみがあったり、その修正にコストがかかるから泣く泣く諦めたのか。いろいろ考えてしまう。
とにかく最後で最新のR1を手に入れることが出来た幸運な方、おめでとうございます。そのR1はあなたに出逢うために作られたのです。それはもう宇宙が誕生する前から決まっていたのです。
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