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2010/06/26

アルミニウムの筐体といっても・・・。

一部のMacはアルミニウムボディしかも一枚のアルミ板、板といってもアルミの固まりを削り出して作っている。
最近発売されたMac miniやMacBook Proはそんなボディをまとっている。Appleではそれをユニボディと言っている。
コンピューター制御によるCNC旋盤加工と言われているものだ。
継ぎ目のない奇麗な仕上がりだ。でもこの加工をみていると多量の水や研磨剤を使い削りとられた(クズ)のアルミ片の方がはるかに多いように感じる。これを再利用するんだろうが、う〜んはたしてこれがAppleの環境への取り組みに有効に機能しているのかどうか疑問に感じてしまう。

Img_2133さて今日のこの写真はTechnicsのFM/AM Tuner ST-C 01である。このボディよく見てください。まるでCNCマシンで削りだしたような美しいボディです。
最近発売された新製品!
・・・ではありません。なんと1979年製。すでに30年以上の時を経ています。だから当然CNCマシンで作られたものではなくアルミダイキャスト(金型鋳造)です。当時はとてもお金がかかった筐体製作だったのだろうと思います。内部は基盤等が天井からつり下げられている構造で当時では珍しい構造(いまでもだけれど)。
しかも故障等全くありません。
当時コンサイス辞書(A4)サイズでつくられたもので、高さ(アルミの部分)が43ミリです。ずっしり重い2.9kg

余談ですがCanonnの一眼レフカメラEOS 50D・40D・20D・7Dなどマグネシウム鋳造ボディです。よく知られているトミカ(ミニカー)は亜鉛ダイキャストです。これらもCNC旋盤加工だったらコストは別として精度がよくなるのでしょうか?
そして環境への影響は果たして・・・・?

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2010/06/24

アルミのりんごマーク。

Img_2117Mac miniが新しくなった。先代のデザインが5年続いたんだからそろそろ変わるんじゃないのか、などと思いながらも今年の春(3月)に購入した。よってドカベン型最後のモデルとなった。ドカベンって野球マンガの方じゃなくて日雇い労働者の俗称(土方)の金属製の弁当箱のこと。この形に似ているから付けた愛称(ほかにも使っている人いるかもしれないけれど)

さてこのドカベン型Mac miniはさすがに最初見たときは弁当箱のイメージが強かったので、このデザインにはいささか引けたものだ。
そしてデビューから5年。スペックの変更を経て今僕の手元にある。インテル版では最廉価モデルの¥62,900

ドカベン(旧型)Mac miniは165.1×165.1×50.8mm(幅×奥行き×高さ)
先日発売された新しいMac miniは197×197×36mm(幅×奥行き×高さ)

旧型を見慣れた目には新しいMac miniはローラーでつぶされたようにも見えてしまう。Apple TVと同じ格好になった。
旧型Mac miniをいつも見ていて縦と横の比率がちょうど良く、高からず低からず。ただ机上に置くには高さは押さえられていた方がいいわけだけれど、カタチとかバランスという見方をすればよく練られたデザインだ。
先日、静冷台作っていてふと思ったんだけれどこの横から見たカタチは・・・。
165.1×50.8mm・・・縦の長さを二倍にすると10.16mmん?これって黄金比じゃないか。黄金矩形を半分に折った形に近い。

さて、新しいMac miniの筐体(きょうたい)は一枚のアルミ板から削りだされた(ユニボディ)。上面にはやっぱり(りんごマーク)がついている。実物見た事ないけれどプリントなんだろうか?

旧型はアルミニウムとポリカーボネートでできていて、上面は白いポリカーボネートにグレーの(りんごマーク)がついている。表からのプリントではなく裏からマークが透過しているように見える。

旧型の(りんごマーク)をポリッシュドアルミに変更してみると写真のようになる。ちょっといい感じ。

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2010/06/22

海までドライブ。

Img_2102敦賀市白木(しらき)へ行ってきた。R1で行くのは初めて。
海に向かって右手には最近眠りから覚めた高速増殖炉「もんじゅ」がシャリのような肌をみせている。

Img_2101左手には自然の庭園のような岩場がある。この岩山に登って遊んだ事がある。まだ「もんじゅ」などなかった頃の話。

今「もんじゅ」があるあたりでおにぎりを食べた。釣りを始めるやつやスケッチを始めるやつもいた。職場のお遊び会でのことだ。
「もうすぐここに原子力施設が出来るそうだ」と言う話はあったけれど・・・。

白木へ行くのに山越えをしなくてよくなった。美浜の丹生からトンネルを使えば5分で着いてしまう。(白木は敦賀市だが美浜町を経由しなければ入る事は出来ない)

立派な白木漁港が整備され、水は澄んでいる。
「もんじゅ」関連の施設だろうか、関連会社なのだろうか、あちこちに景色にそぐわない立派な建物がある。

平日の午後3時。 シーンとしてとても静かで、波の音も聞こえない。
地区内の白城神社の境内で持参した冷たいコーヒーを飲みながら・・・。
人の気配は感じるけれど、精気とか生気が薄くて・・・。

なにかが変。
空気は乾いているのに、ねっとりした塩分が混ざった砂っぽいものが漂っている。

トンネルを抜け美浜の丹生へ入り美浜原子力発電所が目の前に見えた時、ホッとした。

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2010/06/21

全面禁煙。

福井県内のある市と町の話題。共に庁舎は全面禁煙なのに議員は例外というもの。
越前町は議会事務局へつながるロビーは例外(喫煙可)とし、坂井市は議員ロービーに灰皿があり喫煙可という。
こんな記事が先週末の新聞に出ていた。
この二つの市と町の議員さんは「全面禁煙」と言うコトバが理解できないらしい。

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2010/06/18

梅雨空に咲くコスモス。

Img_2099コスモスが咲いていました。
雨がポツポツ落ちてくる梅雨空。
近くではアジサイが咲いています。

たった二輪6月のコスモス。
花の大きさは秋に咲くのと同じ大きさですが、さすがに丈は低いです。
右下につぼみがみえます。

自宅近くの空き地で撮影

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2010/06/15

梅雨。

ふと聞きたくなったのがピーター・ポール&マリー(PPM)「PUFF」いまや小学生でも知っている曲だそうだ。
好きな曲だ。その歌詞はおとぎ話的ではあるが深くて重い。同じアルバム「花はどこへ行った」もその意味は深い。
「500マイル」だってそうだ。
じっくり聞いていると悲しくなる。
ブラザース・フォアのレコードと聴き比べている。PPMは1971年以前の音源をCDにしたもの。当然音質は良くない。ブラザース・フォアは1977年盤レコード。「500マイル」はこちらの方が好み。
そんなすこし霞のかかった音が今夜のしとしと降る雨の音と混ざっている。

今日の参院本会議で菅総理の靖国云々の答弁を聞いたら、なぜかPUFF聞きたくなった。

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2010/06/14

南アフリカには「ハエ」の大群がいるのか。

サッカー(W杯)南アフリカ大会。テレビで見ていて、ん? テレビ壊れたのかと思った。
なんなんだあの「ハエ」の大群が飛んでいるような音は。
聞き方によってはハチやラジコンヘリの音のようにも聞こえる。
音の主は「ブブゼラ」というラッパで応援グッズらしい。
気にならない人もいるんだろうけれど、あれは不快な音だ。
自然界であれほど途切れる事無く鳴り続ける音と言えば、セミかカエルの大合唱くらい。そういう音は慣れる事もあるけれど、ブブゼラって慣れるのか?相当大きな音らしいけれど。
不快なのでテレビの音消して見ればいいけれど・・・。
テレビ局の方でフィルターかけてほしい。

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2010/06/10

Mac mini専用静冷台。

Img_2097
暑くなってきました。こうなると気になるのがPCの放熱対策。
Mac miniの底面はゴムが貼ってあります。(このゴムがどのくらいの熱伝導率があるのかわからない)
さわってみるとかなり熱くなっています。僕のMac miniは冷却時の埃防止のためパワーサポート製の「フィルターベース」を装着しているのでなおのこと熱がこもるのかもしれません。そこで改造してみました。
フィルターベースをそのまま使い放熱製の高いアルミニウムで作りました。
写真のようにMac miniのデザインを崩さずまるで純正品のような素晴らしい仕上がりです。(ちょっと自慢)
Mac miniの下部の黒い部分がフィルターでその下の白い部分がフィルターベースでその下がアルミニウムです。ポリッシュ仕上げでピカピカです。黒檀のテーブルの上で撮影したのでテーブルにまで写っていますが。

Img_2072製作はフィルターベースを切り抜く事から始めます。

材質はABS樹脂ということで、柔らかいので楽にカッターの刃が食い込みます。

Img_2074


切り抜きました。アクリル用のカッターナイフで簡単に切り抜けます。
仕上げは普通のカッターナイフとサンドペーパーです。

割れ防止のため反対側にも切り取る線を入れておき、反対側からもカッターの刃で溝をつけておくと楽です。


Img_2076アルミの板は2ミリ厚のものを使います。写真は左からフィルターベース→アルミベース(穴はほんの気分的なもので効果の程は定かでない)→二枚のアルミ板はMac miniの底部が接地する部分です。4ミリの厚みが必要なので2枚作成。細長い4枚のアルミ片は脚部です。
アルミは金ノコで切り取りました。

Img_2080脚部のアップです。接着は瞬間接着剤(ゼリータイプ)接着後にR部分をもう一度きれいに削ります。

2000番のサンドペーパーで研ぎだした後、粗目コンパウンド→極細コンパウンドで磨きクルマ用の鏡面磨きワックスで仕上げます。

Img_2083アルミパーツを組み立てます。中央部の厚みは6ミリになります。ズッシリした仕上がりです。一辺に3カ所あいている穴はフィルターベースのこの部分に凹みがあり、埋めるか放熱のための穴を開けるかになりますが、穴の方が作業的に楽です。

Img_2082
完成した静冷台です。中央のアルミニウムの部分にMac miniの底部が接地します。回りの白い部分にフィルターをセットします。


冷却と吸気口へのホコリ侵入を防止すること。しかもMac miniの高さをあまり高くしないこと。これが製作コンセプトです。たった9.5ミリ高くなっただけです。
現状ではテーブルとの間に2.5ミリ(フィルターベース付属のクリアクッションを貼ってある)の隙間があります。わずかな隙間ですが空気に触れる面を多くしたいためです。放熱性を高めたければ放熱フィンや冷却ファンを付ける方法もありますがいかんせん分厚くなります。また無音にしたかったためこのような形になりました。これで熱暴走が起こるようなら下部の隙間にアルミ板(適当な大きさに切ったもの)を挟み後部に出しておくということもできます。

だれもこんな面倒な物作らないとは思いますが・・・。

Img_21362010/06/28 追加記入
夜22時を過ぎても室温は30℃。
ほんの気休めにしかならないかもしれないけれど、放熱フィンを付けました。
熱伝導性のいい銅板にアルミのフィンを付けただけ。銅のフィンが手に入らなかった。

フィンの部分を机の横に垂らしています。こんなんで効果あるんでしょうか。たぶんないんでしょうね。巷のクルマのエアロパーツのような自己満足で本人は多少なりとも何かを期待しているのが笑えるパーツです。

大きめのフィンを静冷台の下に置けば一番いいんでしょうが。電動ファン付きなら、なお効果があるでしょう。
ただ机上の占領率と見た目でこうなったわけです。こんな離れたところにフィンを付けなくてもすぐ横に出た銅板の部分に付けてもいいのですが、上面にホコリが溜まりやすいのと、フィルターのすぐ横にフィンじゃなんのための放熱対策か分からなくなります。ってここが熱くなるくらい放熱する可能性は?

写真の黒い部分はエアフィルターです。

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2010/06/07

葬儀の赤飯とウソの涙。

激辛汁。大鍋で大量に作っている。だし汁の中に唐辛子をやたら放り込む。他に具は入っていない。
こんな無茶な汁、誰が飲むんだ! 深夜のテレビの話題である。
この超激辛汁は別名「涙汁(なみだじる)」と言うらしい。そりゃあそんなもの飲んだら、涙も出るだろうし、鼻水や汗も出るだろう。
この激辛汁、葬儀のときに涙を流すためのものらしい。なんだよー、ウソ涙で雰囲気を出すなんて・・・。
赤飯も出るらしい。オイオイ、どうなってんだこの地方は。
災いを転じるために凶事に慶事の食事を出したのがはじまり。なんて事を書いてあるサイトもあるけれど、こうなると葬儀と言うのは演劇だ。
みんな悲しめ! 悲しくないやつ、涙のでないやつは激辛汁で涙を流せ! 雰囲気を盛り上げろ!
めでたいじゃないか、赤飯食って酒盛りだ!ってなにがなんだかわけが分からんようになってきた。

ま、葬儀に赤飯や激辛汁を出す地方を非難しているわけじゃないけれど、どうもこの感覚は解らない。

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2010/06/05

NHK連続テレビ小説・昭和の貧乏生活。

NHK連続テレビ小説(通称朝ドラ)「ゲゲゲの女房」
昭和の貧乏生活。貧乏でもどこか幸せ感が漂っていて・・・。
ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるの妻の著書が原作。
その後、人気作家になる水木しげるのことだから「安心感」がベースにある。
「あ〜こんな貧乏生活もいいな〜」なんて思わせてしまう。
貧乏な自分もいつかは・・・なんて思ってはいけない。
「天与の才」があるのと無いのとでは全く違う人生が待っている。
そういえばムラカミ・ハルキセンセイも貧乏生活を経験したことを書いていたなー。

貧乏生活。それがずーっと続いていたら振り返るとか、文章に(お話に)するなんて事はできない。(その機会すらない)
貧乏には貧乏の楽しみがある。日常のちょっとした事が楽しかったり嬉しかったり。それがいったん生活が安定してしまうと消えてしまう。これは悲劇だ。そんな消えてしまった楽しみがドラマを見ている時だけは甦ったりする。
そういうちょっとした懐古的な物だったり、ある意味自虐的行為(自分を貧乏にしてしまう)を求めていたりする。
貧乏がいいのかどうか分からないけれど、ドラマでそれを求めてしまうところが人にはあるのかもしれない。

クリスマスイブの妻の言葉「デコレーションケーキは無理でも、ホットケーキでも焼いてみましょうか」これすごくいい会話だよ。
デコレーションケーキとホットケーキ。ケーキとはいえ全く違うもの。でもクリスマスパーティーでデコレーションケーキやいろんなごちそうを楽しむより、少し寒い部屋で二人でホットケーキを食べる姿を想像すると、つましくても暖かい、いい夫婦の姿がそこにある。
まるで僕たちのようだなー。

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2010/06/04

小品盆栽(さつき)

Img_2070さつきの盆栽です。鉢底からの高さ約20センチ。
ミニ盆栽としては少し大きめです。鉢は山野草鉢で500円くらいの安価な物です。
10年位前に母がどこかの盆栽教室で習った教材で、その後放置状態だった物です。
盆栽教室では針金をぐるぐる巻いて、幹をくねくね曲げて・・・。どうしょうもない状態。
あまりにもひどかったので、3年前に僕が改作した物です。樹高を三分の一位に切り詰めて仕立て直ししました。
変な曲がりがついていた部分はどうしょうもありません。樹高を切り詰めたのであまり目立たなくなりましたが3年経っても幹には針金が食い込んだ痕が残っています。

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2010/06/03

タイムマシンのバックアップに…。

20100602_224015Mac OS XのTime Machine(バックアップ機能)を使うのには外付けHDDが必要です。
旧型になりつつあるI-O DATAのHDCR-U500を安く手に入れました。100均にでもありそうな安っぽい外装です。ファンレスなので静かですがMac miniよりは作動音は大きいです。FAT32で初期化済みなのでそのままでも使えそうですが、Mac OS 拡張(ジャーナリング)でフォーマット。
最初はシステム全体をバックアップするので、といってもファイルが少ないせいもあり30分ほどで終了。(次回からは差分だけがバックアップされる)デフォルトでは1時間ごとにバックアップされるようになっています。安全という意味からこれはいいのかもしれないけれど、おせっかいぽくてどうも好きになれない。他に方法はあるようだけれど・・・。普段は接続していません(電源を切っている)省エネだよ。ってバックアップの意味ないじゃないか。

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