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2010/07/31

むせ返る「打ち水」

福井市で「打ち水」活動が始まった。という新聞記事。

福井市の駅前電車通りで、って書いてあれっ?電車が通っているから駅前に決まっているのに変な名称だと思った方もいるかもしれない。これはJRの福井駅がありJRとは別に私鉄の路面電車が通っている道路がある(昭和の風景だ)
で、その駅前電車通りでの「打ち水」をするというもの。

「打ち水」といえばいかにも涼しげだが、その「打ち水」をする時間が午前11時と午後3時の2回。
気は確かか、こんな時間帯にまいても焼け石に水。モワッとした湿気が残るだけ。
ホースでまくといかにも水の無駄遣いに思われるためか、桶から柄杓(ひしゃく)でくんでまいている。まるで墓参りグッズだ。

新聞には「県都涼しげ」などと書かれているが記者は本当にそう感じたのだろうか。
夕方に浴衣等を着た女の子達がぱしゃパシャと柄杓でまいていれば、その効果は?であっても涼しげではあるだろう。
午前11時と午後3時じゃ熱せられた路面にまかれた水とホコリの混ざったような、むせ返るニオイを連想してしまう。

新聞の写真では若い女性たちが足下(パンプスやサンダル)を気にしながら腕を目一杯伸ばしてまいている。奇妙な絵だ。
この奇妙な風景は8月15日まで見る事が出来る。

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2010/07/24

希少種 SUBARU R1

Img_2201今年の3月に生産終了となった
SUBARU R1

2004年の暮れに発表になり(今年)2010年春までの間に販売された台数は14,684台。

そのうちスーパーチャージャー(過給器)が付いた「S」グレードはたったの3,269台しか世に出なかった。
しかも「S」の*プレミアムガソリン仕様は1年間しか販売されなかったからその数はすごーく少ないはず。
この数字はメーカーにしてみれば悪夢・悪魔の数字である。

単純に47都道府県で割ってみれば1県あたり312台。「S」なんか70台にもみたない。

たったこれだけしか生息していない。既に息絶えたものもいるだろうから実際はもっと少ない。
それほど人々から敬遠された?(いや、購入する心の余裕がなかったのだろう)

売れなかったから国民から支持されなかったクルマ、などとは言えないかもしれないけれど、「なぜそんな小さなクルマにのっているの?」などという人もいて「余計なお世話」である。経済的な理由からである。そうでなければSLRに乗っていますよと半ばやけくそ気味。

でも「スバルさんよくぞ造ってくれた」とオーナーの一人として言いたい。

同じ働きをするのならモノは小さい方がいい。携帯だってiPodだってPCだって…。大きい方がいいのなら過去の戦場の兵士のような肩から下げる無線電話を使えばいい。カセットテープ式のSONYウォークマンのようにかさばる携帯プレーヤーを使えばいい。今時そんなもの誰も使いやしない。
でも路上だとちょっと様子が違う。2010年になっても「隣のクルマが小さく見えます」というサニー亡霊や「プラス100ccの余裕」というカローラ亡霊にしっかり取り憑かれている人が多い。
ここには明確な路上のヒエラルキーが存在している。
その底部に潰されてしまったのがR1だ。価格による階級・階層ではなく(R1は廉価ではない)見た目の大きさ、そう、亡霊に取り憑かれている人の目にはR1は入らない。かのトヨタiQですら最初の勢いは薄らいで販売不振とまで言う人もいる。
そろそろ呪縛を解いてもいいのでは。でもそれが出来ない理由があるんだよね。
なんでもかんでも「経済」という新たな亡霊を背負っている人も多いからね。

*(レギュラーガソリン仕様は最大トルクが10.5kg・mから9.5kg・mに低下した)

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まにあわないエコはやめましょう。

NHKを見ていたら「暑い毎日が続いています。冷房の効いたスタジオパークへ・・・」なんて事言っていた。
こう暑いと涼しいところはいいよね〜。

NHKって「明日のエコではまにあわない」などと言っていて自社のCO2排出量が1990年を基準に80%増加したということをどこかで読んだ記憶がある。
曖昧な事は書けないのでNHKに本当なのか問い合わせたが「そのような内容は検証できないので返答できない」という。
検証できないなんて馬鹿げた返事だ。どうやらこの部分には触れてほしくないらしい。
マニュアル通りの回答だがその声色には恐怖を感じたし、かなり不快な思いをした。

「NHKエコチャンネル」のページを見てみたけれど、これがまた怪しい。「CO2削減への挑戦」という動画の中のグラフなんか1990年からCO2排出量はうなぎ上りじゃないか。登場している松本アナは「NHKから出ているCO2は2007年度で46167トンあまり。これは都内の事業所で第11位」と述べているだけ。これは多いのかどうか、11位というのはいい順位なのか、よく分からない。
しかもそのグラフは大ざっぱなもので縦軸の数値(CO2排出量)が記載されていない。
どうも先の数字は本当のような気がしてきた。
「NHK環境への取り組み」では照明の省エネ化・放送車両の低公害車化・太陽光発電などといったおきまりの環境グッズ。
これだって使う側からすればエコなのかもしれないけれど開発・製造段階で出るCO2の記載はない。

今日の新聞に「CO2ゼロ」の家をあるメーカーが開発する。という記事があったが、これとて生活時の二酸化炭素の排出量をゼロにするというだけで、住宅用燃料電池、太陽電池の製造段階や通常送電される発電によるCO2は無視されている。
いってみればその囲まれた部分がみせかけのゼロだったらいいわけである。
NHKの「環境への取り組み」もそれと全く同じ。
汚物は外に捨てて自分の家の中はキレイならいいといっているようなもの。

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2010/07/22

保証延長? リヤストラットオイル漏れ?

スバルの軽自動車(R1,R2,ステラ)のリヤストラット部品においてダストの侵入によりオイルシートが傷つきオイル漏れが発生する可能性があるというもの。
これはリコールなのかと思ったら「保証延長」にするというもの。
メーカーの発表では「一部のリヤストラット部品において」となっている。「一部」なんて言われるとほんの少数に思えてしまうが、全ての車種の初号車から昨年の12月までの車両だからすご〜く多かったりして・・・。
部品番号見ても多いし・・・。少数なら無償交換になると思うけれどね。
保証が5年から10年になったとはいえ、問題のある部品をそのまま使うのは不安である。いつ漏れるんだろうと思いながら保証切れで漏れて実費。なんて事になれば不幸。早めに漏れて無償交換になればラッキーなのか。

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2010/07/21

スーパーマーケットの異臭。

暑いねー! 道路の温度計33℃。

昨日のこと。午後にスーパーへ買い物に行ったら、店内が臭う。なんだろうと思いながらも買い物をしながら奥の精肉・魚売り場まで行くと、生ゴミが腐ったようなひどいニオイ。もう胸がムカムカした。

小学生がクサイ、クサイと言っていたけれど、大人はみんな無表情。おい、お前ら嗅覚死んでるんじゃないのか?
帰りがけに受付カウンターでニオイの事を告げると「ああ、連休でゴミ収集がなかったので今処理をしているので臭うのです」との返事。
最近こんな応対しか出来ない人が多くなったような。
クソ暑い午後、焼けた暑さの駐車場からやっと冷房の効いた店内に入ると生ゴミ臭。
こんな対応されると「腐ったものを売っているのかと思った」と言いたくなる。
「不快な思いをさせて申し訳ありません」となぜ言えない!

帰ってきても衣服にニオイが移っていて洗濯。頭痛と吐き気がしたので一日遅れでこれを書いている。

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2010/07/16

ちょっと困った。

Img_2193Mac miniで音楽CDを作成したら、あれっ? 再生できない。失敗したわけじゃなくて、再生機器との相性の問題。
作成はiTunes9.2のプレイリストから。

車のCDプレーヤーとオーディオプレーヤでは再生できない。もちろんMac miniではOK! 試しに古いカーナビでは再生OK!

TDKの音楽専用CD-R使って、今までPowerBook G4ではこんな事なかったのになー。
ドライブがボロいのか。


もう一つ。このブログで何回か使った「りんごマーク」
Windows環境では「りんごマーク」が表示されていなかった。仕方ない事だけれどね。

option+shift+k=
=(イコール)の後が「りんごマーク」にMacではなっているんですが・・・。
あなたのは「?」「□」

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2010/07/15

R1のエキマニ・ブラケットがポキッ!

SUBARU R1(S)のエキゾーストマニホールド(エキマニ)を支えているブラケットが破損していたのが分かったのが、12カ月定期点検。

異音が発生していなかったので、分からなかった。破損の仕方によっては、ビビリ音が出るそうだ。
ブラケットが折れたままだと、どこかにストレスがかかりクラックが入るかもしれない。

R1オーナーの方は点検を!

延長保証に入っていたので無料交換。

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2010/07/10

車のバッテリー交換。

Img_2172購入から4年。そろそろバッテリー交換せねばと思い調べてみると、SUBARU R1・S AWDのバッテリーは「44B20L」という軽自動車にしては大きなものが搭載されている。
ただしスーパーチャージャーの付いていないR1・RだとAWDであってもバッテリーサイズは38B19Lになる。
標準仕様(2WD)だと共に26B17Lとぐっと小さいものになる。

普段から感じていたのはスターターモーターの音。軽自動車のスターターの音って「カカカッ」とか「キキキッ」といった独特の軽い音がするけれどR1の場合はそんな軽い音はしない。おそらく大きめのスターターが付いているのだろう。

価格の事もあり選んだサイズは「44B19L」サイズが1センチ短くなったけれど、バッテリー保護カバーの内側はスポンジなので融通がきくためそのまま使える。

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2010/07/08

EXPO'70から40年。 自動車は進化したのでしょうか。

Img_2169EXPO'70(日本万国博覧会)1970年 の入場券と自動車館のパンフレットが出てきた。
40年前。中学生。夏に行ったので暑かったのと、真っ赤なカンナの花が印象的だった。
当時、案内役のコンパニオンのおねえさん方はもう60歳代か、などと思うと時の流れを感じてしまう。

さて、自動車館のパンフには「環境」や「エコ」などという「現代の呪文」などない。

写真のページは「交通ゲーム(電子交通システム)」バッテリー動力のミニカーはコンピューター制御。路面に刻まれた軌道にそって走行するもの。

あ~あ~自動車ってこの40年間何していたんだろう。ハイブリッドシステムや電気自動車なんてものはあるけれど、プル的にいえばこれほど環境に対して怪しいものはない。エコカーなんてエゴカーでしょ。
ちょっと考えれば分かる事なのに・・・。

走行するのに内燃機関(オットーサイクル)の作動時間が少ないものがエコで資源節約になるなんて、そんな事どこの阿呆が吹聴したんだ。それを信じてしまうのも阿呆だが。

風を帆に受けて走るなら省資源にはなるが、今のハイブリッド車や電気自動車は通常の車(内燃機関)よりも資源を浪費しているのは明らか。製造工程、部品点数、車重、車両(含むバッテリー)廃棄時、どれもが通常の車より優れているとは思えません。
燃費だって疑問で、ハイブリッド車だってあの程度、電気自動車なんて最悪。電気ってまさか環境優良資源なんて思っているんじゃないでしょうね。
原子力27.6% 水力8.7% 石炭27.2% 石油11% LPG23.1% その他2.4%(2006年、日本の発電電源構成) 

電気ってのはため難いもので、多くは燃料を燃やしタービンを回し発電。それをケーブルを使って送電するのです。ケーブルから電気はどんどん逃げます。ロスがあります。やっと届いた電気を車に入れます(充電)ここでもロスが発生します。充電しても自然放電します。はたして最初の発電に使った燃料と充電された電気。効率はどうなんでしょう。
そんな事をするくらいなら、最初からガソリンで車を走らせた方が手っ取り早いようですが・・・。
燃料を一度「電気」というものに置き換えないと悪者にされるような風潮は変です。

エコカーに減税したり補助金を出すなんてのはそうしないと売れない理由があるのでしょうか。またはそこまでやる理由はなんなんでしょう。

40年の間に車の排気量はどんどん大きくなって、いまや国産車にも2リッター以上の車がごろごろしています。
本気で環境の事を考えるのなら全ての車の排気量をうんと小さくすればいいわけです。VW Golfにも1.2Lが登場したように。

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2010/07/04

さて、この写真は何でしょう。

Img_2158
今年の梅雨はよく降ります。
ちょっと小降りになったので、カメラを持ち出し庭で撮影。
さて、この写真なにか分かりますか?

顕微鏡写真のようでもあり、モノクロ風(モノクロではありません)で、特に意識したわけじゃなく、偶然こんな写真になったわけです。
宙に浮いている水玉? 半分正解です。

下の写真がヒントなんですが・・・。
Img_2161

松の葉先でクモさんがじっと獲物を待っていますが、捕まるのは雨ばかり。ちょっとうんざり。
同じ場面を下から撮影するとあら不思議、こんな写真が撮れるわけです。
正解はもう分かると思いますが、クモの巣に捕らえられた雨粒です。
二枚とも同じレンズ(キヤノンFS-S 60ミリ F2.8 MACRO USM)共に絞り優先AE EOS 20D

で、よく言われるんです。絵を描いているのになんだこのヒドイ構図は!と。
クモさんの写真ちょっとブレたか?スタビライザついていないレンズなので…なんて言い訳。

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2010/07/03

この夏の観光ポスター(福井県内)キャッチコピー。

★(美浜町)
「この夏も、リゾート劇場開幕します」
ふ~ん。開幕はいいんだけれど閉幕はいつなんだ?自然消滅?夏限定やけくそキャッチ。

★(若狭町)
「その海は、心の模様まで映し出すようでした。」
な~んだ。映し出しはしないんだ。

★(小浜市)
「心やすらぐ美食の郷 御食国」
 へっ!

★(おおい町)
「恋は、海の近くで、よく見つかる」「ようこそ、恋おおい町へ」
そんな事決めつけられてもなぁ~。盛りの町かよ! 見つからなかったらそれこそ…ガックシ。

(高浜町)「あなたの海が見つかる」
はなからキャッチコピー考える気などない。

★(敦賀市)
「今日ボクは島(つるが)に行く!」
 島?ああ水島のことね。

デザインといいキャッチコピーといいどうも格好よすぎて、どこのも背中がかゆくなるんだよ。あ~今年は5カ所もダニにやられたからな~って関係ないけれど。ちょっと無理しすぎ。

で、どこのも同じように見えてしまい、なんていったらいいのか、一応夏だから作りました。デザイナーも当たり障りのないところを撫でている。コンペに落ちないように無難なものを…。

説明が多すぎて、紙面の情報が整理されていない。文字、写真、イラスト、地図など。金かけるんだから目一杯入れよう。そんなところだろう。

昔(高校生の頃)「江ノ島へ」とだけ書かれたポスターがあった。イラストは2色くらいで水着の女性を単純なイラストに仕上げたものがあったけれど、そういうアナログ風なものの方が力がある。未だに記憶しているんだから。
デザインじゃなくて図案、イラストじゃなくて画力、キャッチコピーじゃなくてコトバ。PCによって削がれてしまったのか。

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