まにあわないエコはやめましょう。
NHKを見ていたら「暑い毎日が続いています。冷房の効いたスタジオパークへ・・・」なんて事言っていた。
こう暑いと涼しいところはいいよね〜。
NHKって「明日のエコではまにあわない」などと言っていて自社のCO2排出量が1990年を基準に80%増加したということをどこかで読んだ記憶がある。
曖昧な事は書けないのでNHKに本当なのか問い合わせたが「そのような内容は検証できないので返答できない」という。
検証できないなんて馬鹿げた返事だ。どうやらこの部分には触れてほしくないらしい。
マニュアル通りの回答だがその声色には恐怖を感じたし、かなり不快な思いをした。
「NHKエコチャンネル」のページを見てみたけれど、これがまた怪しい。「CO2削減への挑戦」という動画の中のグラフなんか1990年からCO2排出量はうなぎ上りじゃないか。登場している松本アナは「NHKから出ているCO2は2007年度で46167トンあまり。これは都内の事業所で第11位」と述べているだけ。これは多いのかどうか、11位というのはいい順位なのか、よく分からない。
しかもそのグラフは大ざっぱなもので縦軸の数値(CO2排出量)が記載されていない。
どうも先の数字は本当のような気がしてきた。
「NHK環境への取り組み」では照明の省エネ化・放送車両の低公害車化・太陽光発電などといったおきまりの環境グッズ。
これだって使う側からすればエコなのかもしれないけれど開発・製造段階で出るCO2の記載はない。
今日の新聞に「CO2ゼロ」の家をあるメーカーが開発する。という記事があったが、これとて生活時の二酸化炭素の排出量をゼロにするというだけで、住宅用燃料電池、太陽電池の製造段階や通常送電される発電によるCO2は無視されている。
いってみればその囲まれた部分がみせかけのゼロだったらいいわけである。
NHKの「環境への取り組み」もそれと全く同じ。
汚物は外に捨てて自分の家の中はキレイならいいといっているようなもの。
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