おいしさを いただきます。・・・?
NHKの「たべてニッコリ ふるさと給食」という番組での1シーン。
ある小学校の給食風景
「おいしさを いただきます」といって食べていた。
「ええっ?」である。
僕らの時はたしか「合掌 いただきます」だった。
なんなんだ、「おいしさを いただきます」って?
「おいし・い」という形容詞に「さ」という接尾語がつくことにより、程度をあらわす表現になる。 とてもおいしいのか、まあまあおいしいのか。
それに続く「いただきます」は飲む・食べるの丁寧な表現。
給食は「おいしい」ものという前提のもとに作られたコトバのようでもあるが、これには違和感がある。
「おいしさを いただきます」って聞いたときズッコケタもの。
まるで試食会かなんかのようだ。
沖縄の小学校の様子だったが、方言的なものでもあるのだろうか?
「おいしくいただきます」や「おいしいものをいただきます」なら文章になるが・・・。
コトバに無理に装飾を施そうとするからこんな変なコトバが生まれたんじゃないのか?
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