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2010/09/27

エンジンは2度死ぬ。

スバルが新型エンジンを発表した。
なんと21年ぶりの全面刷新だという。伝統の水平対向エンジンだ。近年よく聞く「環境性能」を重視したとの事。
何気なく使っている「環境性能」ってすごい言葉だな。よくよく考えてみると意味不明なのにみんな理解しているようなコトバ。
ま、そんなことはどーでもいい。
で、このエンジン燃費が約10%改善とのこと。なーんだ、たったの10%かなんて思ってしまったが、これは技術的にはすごい事なのかなー。

新型水平対向エンジンはどうやら4気筒らしい。
この水平対向エンジンは2気筒ずつ左右対象に分割されていて真ん中で接合されている。この接合面からオイルが漏れると修理不能だと以前CGで読んだ事がある。
新しいエンジンも同じなのかは不明だ。
ピストンが寝ているんだからエンジン自体は低く作られているが、重力無視したエンジンだな。
ちょっと考えてみたんだけれど通常の直4エンジンを横にして搭載したらいいんじゃないのか?なんてね。でもこれ誰が考えても振動がヒドイんじゃないのかって、感覚的に分かるよね。ヘッドとボトムの重量が違うのでバランスが悪いしギアボックスにどうやって回転を伝えるかの問題もある。
誰もやらないのは自明の理だよね。

Img_2301

ピストンの上下運動を回転運動にかえるってことはピストンはすごい早さでは動いてはいるものの、物理的に2回止まる地点がある。上死点と下死点。死ぬ点(場所)ってことだ。ものすごい早さで動いていたものが一瞬止まり逆の動きに変わる。これってすごい事だ。エンジンは2度死ぬ。007みたいだ。

写真はスバルとは全く関係ありません。同じ水平対抗レイアウトのポルシェのフラットシックス。
僕のポルシェ959をリフトアップして裏から見た写真だ。下方がテール側だ。半空冷式水平対抗6気筒 もちろんプラモデルです。

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