苦情。
月曜日(25日)にネットに接続できなくなった。うちはケーブルテレビのネットを使っている。
夕方修理担当の方が雨の中きてくれたが、モデムの故障ではなく屋外の配線に異常があるとのこと。下りはOK!だが上りが死んでいるらしい。
火曜午後、修理の高所作業車が4台もきておおごとになった。大雨の中、光ケーブルまでの配線を確認して接続部分を交換したようだ。半日がけで暗くなった頃に終わった。
ネットは繋がったものの今度はテレビのCS系統が14局分ダウン。原因は接続部分の不具合。暗くなった午後6時頃に作業員は帰っていった。
夜、近くの知人から電話があり「ネットが繋がらなかったから局に苦情を言った」とのこと。「じつは僕も苦情を言って夕方直ったからそっちも直ったはず」のやりとり。
話を聞くと苦情を言ったのは僕と知人だけだったらしい。
利用料を払っているのに、みんななぜ苦情いわないのか不思議だという会話をした。
そのうち誰かが言うだろうの考えか。
このカテゴリーの「鳥獣用爆音機騒音」の苦情を言わない風潮。(知人の家はビルが遮へい物になり爆音がほとんど聞こえない。)
停電になっても問い合わせないし、今回のネットの件でも何も言わない。
何も言わないのが善。
そんなふうに「苦情をいうのは良くない行為」のような空気があり、地域に結びついている農業ともなればなおのことである。
ここは爆音機反対(撲滅)のサイトだからその考えや意見しか書いていない。でも以前も書いたが爆音機設置者と思われる方や行政の方も立ち寄った形跡がある。このWeblogの空気からして設置側の意見は書きにくいだろうが、真面目な意見であるのなら設置側の思いも遠慮せずに書いていただきたい。一生懸命書いた意見は無下に消すことはしない。
どちらにも言い分がある。
先日テレビで防犯カメラの問題が報じられていた。犯罪抑止効果があるので必要という警察側と肖像権・プライバシーを主張する住民。警察は犯罪が減ったとその効果を述べている。
プライバシーを主張する意見も納得できる。
「どちらも言い分があり正論であるが、双方がコミュニティに参加してゆくことが必要」と番組は締めくくっていた。
「鳥獣用爆音機騒音」もよく似ている。ただ爆音機の効果が数値化できていないので効果が疑われる。
現状では双方が地域コミュニティに参加している中でのことなので話がやっかいだ。
一つには現状の地域コミュニティが足枷になっているとも考えられる。
当地域のことで述べれば、設置者は誰なのかを知られたくないようだし、知っているだろうと思われる方も何も言わない。集団の中では「言ってはならないこと」のようでもあり古いしきたりの中にいつのまにか根を張ったカビかガン細胞のようなものだ。
だから爆音機のことなど話題にも上らないし回覧板にも一言もない。
無言の申し合わせがいつの間にか作成されている。
農家の畦焼き(煙)に関しては役所発行の広報に注意書きがあっても鳥獣用爆音機騒音に関する記述等いままで一度もない。
ま、騒音被害が出ることを意識しているからそんな態度になっているのだろうと予想はできる。
なんだかすごくレベルの低いところで意地を張っているような感じだ。
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