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2010/10/29

苦情。

月曜日(25日)にネットに接続できなくなった。うちはケーブルテレビのネットを使っている。
夕方修理担当の方が雨の中きてくれたが、モデムの故障ではなく屋外の配線に異常があるとのこと。下りはOK!だが上りが死んでいるらしい。
火曜午後、修理の高所作業車が4台もきておおごとになった。大雨の中、光ケーブルまでの配線を確認して接続部分を交換したようだ。半日がけで暗くなった頃に終わった。
ネットは繋がったものの今度はテレビのCS系統が14局分ダウン。原因は接続部分の不具合。暗くなった午後6時頃に作業員は帰っていった。

夜、近くの知人から電話があり「ネットが繋がらなかったから局に苦情を言った」とのこと。「じつは僕も苦情を言って夕方直ったからそっちも直ったはず」のやりとり。
話を聞くと苦情を言ったのは僕と知人だけだったらしい。
利用料を払っているのに、みんななぜ苦情いわないのか不思議だという会話をした。
そのうち誰かが言うだろうの考えか。

このカテゴリーの「鳥獣用爆音機騒音」の苦情を言わない風潮。(知人の家はビルが遮へい物になり爆音がほとんど聞こえない。)

停電になっても問い合わせないし、今回のネットの件でも何も言わない。
何も言わないのが善。
そんなふうに「苦情をいうのは良くない行為」のような空気があり、地域に結びついている農業ともなればなおのことである。

ここは爆音機反対(撲滅)のサイトだからその考えや意見しか書いていない。でも以前も書いたが爆音機設置者と思われる方や行政の方も立ち寄った形跡がある。このWeblogの空気からして設置側の意見は書きにくいだろうが、真面目な意見であるのなら設置側の思いも遠慮せずに書いていただきたい。一生懸命書いた意見は無下に消すことはしない。
どちらにも言い分がある。

先日テレビで防犯カメラの問題が報じられていた。犯罪抑止効果があるので必要という警察側と肖像権・プライバシーを主張する住民。警察は犯罪が減ったとその効果を述べている。
プライバシーを主張する意見も納得できる。
「どちらも言い分があり正論であるが、双方がコミュニティに参加してゆくことが必要」と番組は締めくくっていた。

「鳥獣用爆音機騒音」もよく似ている。ただ爆音機の効果が数値化できていないので効果が疑われる。
現状では双方が地域コミュニティに参加している中でのことなので話がやっかいだ。
一つには現状の地域コミュニティが足枷になっているとも考えられる。
当地域のことで述べれば、設置者は誰なのかを知られたくないようだし、知っているだろうと思われる方も何も言わない。集団の中では「言ってはならないこと」のようでもあり古いしきたりの中にいつのまにか根を張ったカビかガン細胞のようなものだ。
だから爆音機のことなど話題にも上らないし回覧板にも一言もない。
無言の申し合わせがいつの間にか作成されている。

農家の畦焼き(煙)に関しては役所発行の広報に注意書きがあっても鳥獣用爆音機騒音に関する記述等いままで一度もない。
ま、騒音被害が出ることを意識しているからそんな態度になっているのだろうと予想はできる。

なんだかすごくレベルの低いところで意地を張っているような感じだ。

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コメント

プルさん

 お久しぶりです(みたいな感じです)。いろいろな故障大変だったんですね。

 ご近所の、やはり爆音機に苦痛を訴えられていると聞いた方と昨日会う機会がありました。このブログを読んでらっしゃいました。情報収集のため、いろいろ検索してこちらにたどり着かれたようです。今後、協力してできることはしようという話になりました。

 爆音機に苦情を言わない人達に関しては、いろいろ事情のある人達もいるのでは・・と思う部分もあります。顔が見え、ずっと一緒に暮らすことになる隣近所ともめるのは苦しいのと、苦情を言っても正直爆音機を鳴らしている人達のほとんどは話にならない人達のように思います。

 相談した弁護士の談ですが、「これだけ迷惑をかけるようなとんでもない音を出しているのだから、いくら何でも少しは効果があるのだろう」と普通は考える、その心理が利用されているというのもありました。つまり、「やっぱり必要なんだから、きっと農家の人達も申し訳ないと思いながら使っているんだろう、がまんしなければいけないのだろう」と普通は思ってしまうということでした。一理あると思いました。

 爆音機には効果がないということを周知させることはとても大切なのだと考えていますが、一方で、ずいぶん昔から苦情を受けていた市議の方が、「何十年も、我慢させられてきて実は無駄に我慢させられていたのだということを知ったとき、それを直ちに受け入れることも結構難しい、それなりに時間がかかると思う」と話していました。それもやはりあると思いました。

 とりあえず、私としては爆音機に効果がないことをまず情報として多くの人(まずは近所)に渡すために行動しようと思います。

 ここは大変ありがたい場所だと思います。いろいろな情報の交換ができたらと思っています。プルさん、今後もよろしくお願いいたします。では。

 

投稿: まりとむ | 2010/11/01 07:46

まりとむさん

おっしゃるように、何年も爆音を振りまきそれが効果なかったなんて泣くに泣けません。
騒音による迷惑をかけ、その効果を信じて我慢していた住民はいったいなんだったんだってことになります。
自分を納得させるため、またプライドのため効果があるんだと信じ込むしかないのかもしれません。
最初は効果があったと思います。猿や鳥は花火の音で逃げましたから。でも爆音機が使われるようになると効果が無くなりました。そりゃあ爆音と花火じゃ音の規模が違いますけれど。

昔から爆音機を使っていても被害が減らず、それどころか害鳥獣が増え、それにともない音量を上げたり数を(爆音機の)増やしたりする。
普通は気がつきますよね。害鳥獣が減らないと言うことは効果がないということで…。
爆音が聞こえるということは作物が実ったということを鳥獣に知らせているようなもので、彼らにしてみれば「食事のチャイム」にしかないっていません。
爆音機が鳴るとなぜか猿が出没しますから。彼らの方が農家より利口です。
大音量で「食事の時間だよー!」って呼びかけているのですから、めでたいとしか言いようがありません。
鳥獣をパブロフの犬化してしまったようなものです。

昔、物干竿の音をたてるとよってくる鳶がいました。竿をカランとならすとどこからか飛んできて、古くなった食パンを放り上げると空中でキャッチ。(カランという音を立ててからパンを持ち出していたら覚えてしまったようです)彼らは頭いいです。

投稿: プル | 2010/11/01 21:51

プルさん

 「昔から爆音機を使っていても被害が減らず、それどころか害鳥獣が増え、それにともない音量を上げたり数を(爆音機の)増やしたりする」ということですが、私の地域でも、ネットを張ってさらに爆音機を使っている農場も結構あるようです。調べた役所の方も困惑気味でしたが、爆音機に効果がないと認めるのではなく、もっと数を増やしたりもっと音を大きくしたり間隔を縮めたらいいのではないかという心理状態なのかも知れませんね。狂ったように大爆音を鳴らし続けたら何とかなると思っているのでしょうか?周りの被害を一切考慮しないそんな状況って、ぞっとするような光景としか思えません。

 爆音機を使っている農家にもいろいろな人達がいるとは思うのですが、でも使わない農家の方が数ははるかに多いことを念頭に、使っている人達を農家代表として考えないように行政にはお願いしたいと思っています。爆音機が嫌だと思っていても一番言えないのは同じ農家仲間ではないかとも思います。

 ともあれ、決してくじけず爆音機をなくすために頑張ります。

 では。

投稿: まりとむ | 2010/11/05 10:34

プル様 まりとむ様

お久しぶりです。
今年もやっと爆音機の季節が終わりましたが、またすぐにあの日々がやってきます。
あのバカみたいな機械が日本からなくなるまで微力ながらがんばります。
私の家の周りには田んぼに畑、果樹園まであります。
しかし爆音機を使っているのはごくごく一部の農家だけです。
爆音機を使わないところはネットを使ったり工夫をしています。
なぜ爆音機を使う農家の人は、爆音機にはあまり意味がないことに気がつかないのでしょう。
もし爆音機に絶大な効果があるのなら、もっとたくさんの農家の方が使っているはずです。
市役所の方が話しに行ってもやめることは絶対にできない。と言います。
何でなんでしょうね?

米の収穫後に使っていた爆音機がいまだに野外に放置されています。
私の家から100mもないところに。
爆発とかしないか心配です。

投稿: るり | 2010/11/08 13:48

まりとむさん。

福井のコウノトリ米(無農薬無化学肥料)が先日のCOP10で振る舞われたと聞きました。
最初の頃に書かれたコメントに「人や環境に配慮して栽培した作物」としてのブランド化を思い出しました。
作物を栽培するにあたり農薬や化学肥料など作物自体に含有される有害物ばかりに目がいっていますが、その作物を栽培(育てる)するにあたり周辺の環境への配慮があったかどうか(含・騒音)もブランド化のひとつの需要な要素だと思います。
コウノトリ米栽培における爆音機の使用があるのかないのか聞いてみます。


るりさん

やっと静かになったようですね。
考えたくもありませんが来期を思うと気が重くなりますね。
とにかく馬鹿な機械が無くなるようがんばりましょう。

爆音機が放置されているのは気になります。こちらもかなりの間放置されていましたがいつのまにか撤収されていました。長く放置されているのなら消防に言おうと思っていました。心配のようですので消防署にLPガスボンベが放置されていると届けても構わないと思います。

投稿: プル | 2010/11/08 21:55

るりさん

 本当にどうして止めないのでしょうね。家から少し離れたところを散歩していたらいきなり鳴らされて、死ぬのではと本当に思いました。家に帰ってから一時間くらいしても心臓のどきどきがおさまりませんでした。恐怖感もよみがえって心落ち着かず、昨日警察に電話してみたら注意してくれたようで、今朝は少し静かです。でも、現場の確認なんかは恐ろしくてとてもできません。その辺りの近所の方も何度か警察に注意してもらったそうですが、逆に文句を言われたそうです。で、文句を言われたその方が、爆音機に一番近い住人の方に困っていないか尋ねてみたところ、「どうにもならない、狂っている」とつぶやいたそうです。どういう感覚なのでしょうね。「何も悪いことはしていない」と開き直っているのか、逆ギレしているのか、他人のことなど考える感性がそもそも欠如しているのか、ほんとに理解できません。この人達が何を考えているのかなど考えても始まらないので、もう、爆音機そのものをなくすしかありません。


投稿: まりとむ | 2010/11/10 10:49

プルさん

 あのコメントを書いた当時私は知らなかったのですが、問題の果実は実はすでに県の特産物としてブランド化しているのだそうです。県のHPには、エコで何とか・・・という、県推奨の農家がいくつか載ってのですが、そこに出ている他地域の同果実を栽培している農家に電話して爆音機を使っているかどうかを尋ねたところ、当たり前じゃないかとういう反応でした。いきなり腹を立て始めて驚きました。

 この間随分動いてもらった市の農水課の担当者に、ブランドならブランドなりの品格ある作り方というものがあると思うけれど・・・と言ってみたら、その通りと言ってくれました。プルさん同様、私も知事にそういってみるつもりです。

 だめなら最終的には、消費者として他の消費者に協力をお願いするしかないのかもしれないとも思っています。全体のイメージを下げかねないことと、爆音機を使わない農家のことを思うと軽々にはできませんが・・・。でも、「人や環境に配慮して栽培した作物」を売っている店として売り出しているようなところには購入時に農薬だけでなく爆音機の使用も確認してほしいと頼むことはできるようにも思います。

 ともあれ、少しずつでもできることを頑張りましょう。

では。

投稿: まりとむ | 2010/11/10 11:00

まりとむさん。

爆音機を使っている方って、注意や苦情に対して素直に聞き入れたり、または熱心に話を聞いてくれたなどと言うことを聞いたことがありません。
それどころか逆に腹を立てたり、爆音機を近くに設置したりする。(いやがらせ)
爆音機の苦情に対しては異常に熱くなる習性があるように感じます。それはなぜなんでしょうね。
苦情が出るくらいの音であることを十分認識して使っていて、いざ本当に苦情がくると自分の中の何かを傷つけられたように感じるのでしょうか。
すごーく騒音で迷惑している方が存在しているのに平気でいられるその神経が理解できません。

御地のある果樹園のサイトを見ていたら今年は早めに爆音機を設置したとか、カラスにやられたのでここにも爆音機を設置しなければなどという文字が踊っています。そんなことが、いかにもアットホーム的なブログに平気で書かれていると周辺の環境はどうなんだろうかと他人事ながら心配になります。
こんな記述があります。「カラスに実をつつかれた。爆音機があるのにおかしいなと思って調べるとガスが無くなっていた」(文面は変えてあります)ということは爆音機の音が聞こえないところに住んでいるということになります。
そして果樹園に近い住民は迷惑するわけです。

自分の出す音は自分では気にならないのでしょうか。自分の屁は臭くないと言う人(他人のよりはましですが)、またはいい香りと感じる人もいるということを聞いたことがありますが、爆音機設置者はいい音に感じるのでしょうか、そんな特殊な感覚の人にはついていけません。
臭いものは臭いしうるさいものはうるさいのです。

投稿: プル | 2010/11/11 19:09

プルさん

実際、プルさんのご推察通り、爆音機を使っている農家のほとんどは爆音機には一番近い家ではなく、かつ自分の家からは音が聞こえない人たちが多いようなんです。しかも、早朝から音を鳴らし、9時頃から数時間音を止めることもよくあるパターンなのですが、つまりは、自分が働いている間は自分でも音を聞きたくないということです。9時なんてサラリーマン時間です。自分は音のしないところで寝ていて他人を朝まだ明けやらぬような時間にたたき起こすなんて最低です。私も農家出身ですが、日の出とともに働いてこそ農家のような気がします。少なくともその位しなければ応援などする気にもなりません。爆音機メーカーの広告に「これであなたも朝や夕方農場にいかなくてもすむようになります」というのがありましたが、こんな怠惰な農家を保護したり支援したりなどというのは間違っています。今ニュースになっている農業の完全自由化も構わないのではないだろうかという気分です。一生懸命まじめに頑張っている農家は報われない一方で、手抜きで補助金付けの農家は何の向上心もなく、何か被害者のような顔をして消費者も周辺住民の生活も考えたことがあるのかみたいな農業をしている。一度、根本的に考え直してもいいのではないかという気分です。

国民に支持されない農業、農業行政ってどうかしています。

投稿: まりとむ | 2010/11/11 22:29

先日警察に注意してもらって静かになったと思っていた爆音機ですが、警察に注意されたせいなのかどうかが不明になってきました。近所で音に悩まされている住人が、知り合いに新聞記者が爆音機の写真を取りに来るかもしれないと話し、それを聞いた人間がまた別の知り合いに話して爆音機を鳴らしている農家に話が伝わったそうです。そのとき、それはまずい、爆音機を隠さなきゃあ・・みたいな反応をしていたそうですが、実際なんだか姑息な隠蔽、結局は頭隠して尻隠さずみたいな隠され方をしています。でも、その農家は、以前警察に通報されたとき、「何も悪いことしていないのに警察に通報した奴がいる」と文句を言っていたそうです。本当は後ろめたいことをしている意識があるんですね、やっぱり。
弱そうな人間にはいばりちらし、権威・権力にはあっさり頭を下げる人間の典型のような気がします。

投稿: まりとむ | 2010/11/14 12:09

苦情があるから当然のことなのですが、迷惑をかけているという意識はあるようですね。
だから写真(取材)を嫌う。
恐い風貌の人が数人で丁寧に苦情を伝えたらどんな反応になるのでしょうね。

訂正の件、気がつかなくて遅くなりました、ご容赦を。

投稿: プル | 2010/11/14 23:15

「爆音機騒音を考える会」を、プルさんのこのブログを読んでいらっしゃった近所の方と結成しました。爆音機には効果がないこと、農家の妨害をするつもりはないことを知らせ、爆音機使用を禁止する条例制定のため努力していることの理解を求める文書を持って、近隣の住宅を回っています。住んでいる環境としては、JUNさんに近いのだと思いますが、一応都会で、人口はそれなりにあっても住人同士あまりつきあいもなく、おそるおそる訪ねてみました。数軒に1軒くらいの割合で、「音には慣れた」とか「あまり気にならない」という人がいますが、その人達も含めどこも大変好意的で、すごく喜ばれています。大変な思いを抱え我慢してきた人達の多さを実感しています。ともかく、私の地域は20年、30年爆音機の音に曝されて来たという人達が結構いて、「空爆に毎日あっているようなものだ、ずっと怒っている」とか、「お年寄りや病人やあかちゃんはどうしているのだろうといつも気になっていた」とか、という話も聞ききながら、とりあえずは広報活動のようなことをしています。
 県の条例も必要ですが、まず市の方に陳情に行こうと議員さんに誘われました。うまくいくといいな、と思っていますが、条例だけでなく、全国から爆音機の音が消滅するまで頑張ります。

投稿: まりとむ | 2010/11/16 17:12

20年、30年と言うのはすごいです。まるで空港騒音のようなもので、しかたない騒音という意識が出てきそうなくらい長い年月です。空港のような公共性のある騒音ではないので我慢すること自体不思議な感じがします。
もんだいはそんな長い間だれも指摘をせず、行政もだまっていたということに驚きです。
NHKの「難問解決!ご近所の底力」みたいです。なんとかいい方向付けができるといいですね。
地域によっては難しいところもあるかもしれませんが、爆音機騒音が表に引き出されてきたということに拍手です。
どうしてもみんな触れたくない裏の(闇の)公害のような感じがしていたもので……。

投稿: プル | 2010/11/17 18:45

プルさん

 20年も30年もこのような状態が放置されていたことには正直私も驚いています。ある日突然爆音が轟いたとき、なぜこんなことがあり得るのかというのが、驚愕とともにわき起こった最初の感想です。住民の中に、「毎日空爆にあっているようなものだ」と言われた方がいましたが、その通りです。私の感想も、「ここは戦場か!」でした。今でもどこか非現実感があります。最近この地に来たので事態が放置されていた理由の詳細は不明ですが、苦情を訴える人がいなかったわけではないようです。団地単位、自治会単位でも改善を要求したりしたようです、特に初期の頃は。まさに、「公共性のない迷惑」だと思いますが、そのように発音されていないような気もします。でも、プルさんが指摘するとおり、あまりに長い年月鳴らし続けたせいで、「仕方ない騒音」という意識は確かに生じてしまったように思います。私の状態を自律神経失調症と診断した心療内科の医師は、原因を尋ねて私から爆音機騒音と聞いたとき、それは地域の「宿命ですね」と言ったので、眼が点状態になりました。その後判明したのですが、私以外にも同様の症状でその医師の診療を受けていた住人がいました。また、生活安全課の警官の中には、昔から使っていた機械なんだから今さらとやかく言うな、というようなことを述べた人もいます。ともかく地域社会全体の意識も変わっていただきたいというのが、私たちの広報活動の目的のひとつです。少なくとも被害者の方々は明るみに出して触れてもらいたいと願っているようです。
プルさん、頑張りましょう!

投稿: まりとむ | 2010/11/19 16:03

まりとむさん

地域の宿命というのはひどいです。自然現象ではなくて、人の手によりひき起こされた騒音は解決されるべきで、先日のトンネル工事の発破は深夜は鳴らなくなりました。音もかなり小さくなりました。(ヒドイ時はドアがガタガタいって地震かと思ったくらいです)まともな人間ならこのように対処してくれます。
昔からの音だからしかたない。というのはお寺の鐘のように情緒(昔は時刻を知らせる)のあるものならいいのですが…。
テレビである作詞家の告別式の様子が流れていました。出棺の時のクラクションが長く響いていました。
昨年ある都市での葬儀では出棺の時のクラクションはやめていました。毎日このクラクションを聞かされる住民に配慮してのことだと思います。おわかれの挨拶のようなクラクションを聞くと悲しさがこみ上げてくるような気になるものです。もうこれは一般的な風習といってもいいと思います。でもあえてそれを鳴らさないない遺族と葬儀社の決断(英断)に敬意を表したくなりました。

投稿: プル | 2010/11/19 23:12

 爆音機騒音をなくすことの理解を求めるため、地域住民宅を少しずつ訪ねて回っていますが、被害者がいない家はいない状態です。嫌な顔をされたところも一軒もありません。訪ねただけで喜ばれ、爆音機をなくそうというとそれだけで顔が輝くという状態です。たいていの家は一度は農家に苦情を言っています。傲岸不遜とことん勝手な態度にどうしようもなかったようです。一方で、行政も町内会も住民の声を聞いて動こうとしていなかったように見えます。

 もっとも多くの爆音機使用者を抱えている果実組合の組合長と話し合う機会がありました。爆音機に対する認識には全然齟齬がありませんでした。鳥は爆音機の横で果実をたべているそうです。また、もっとも安直な装置という理由で気休め程度に使っていること、自分の利益しか考えていない農家が使用していることなども聞きました。

 組合長はこのような農業は変えたいと思っているそうです。一方で、爆音機農家に苦情をもっとも言えないのは、近所の同じ農家仲間だそうです。こちらも想像通りですが、組合の集まりで被害の実情を話すことになりました。被害の実情を住民からの生の声で聞いたら、たいていの農家は爆音機を止めるとおもうといわれました。組合長のサポートもできるかもしれないので、話にいくことになりました。

 昨日も何軒か地域の方々を訪ねましたが、心臓にペースメーカーが入っていて音に苦しんでいるおばあさん、介護の仕事をしていて夜勤があるのだけれど昼間家で眠ることができず仕事を辞めた若い人、神経症を発病して入院した人などがいます。皆、爆音機に効果がほとんどないとは思わず、農家のために我慢している状態でした。

 個々の農家や住民、個別自治体の問題として放置するのでなく、農水省、環境省、総務省などにもこの問題をきちんと検討していただきたいと切望しています。解決したいと思っても、どこも依拠する法律のなさに苦慮しているのです。

投稿: まりとむ | 2010/11/24 05:59

「被害者がいない家はない状態」とは長年にわたり我慢を強いられてきた証拠でしょうね。
体調を崩したり仕事を辞めることになるなどというのは明らかに社会問題であり、それが分かっていながら何も動こうとしなかった行政や町会はいったい何のために存在しているのでしょうか。「適合する法律がない」がその理由だとすればあまりに悲しいことです。
農家も周辺住民も地域の産業や農業を支えることのできる関係、相利共生とでもいったらいいのか…。
そんな関係が築かれるのが一番いいのだが。
多くの地域では爆音に我慢し、みんな地元の為、と思っている。みんなそうしているから、と。衆寡敵せず。

当地では先日書いたように県の意識の低さ、現状を全く把握せず、冷暖房の効いた庁舎で関係機関に電話して聞いただけのことを文章にしただけ。「使い方によっては有害鳥獣に対する防除効果がある」などと平気でのたまう。
現場を見ずに書くのは気が楽です。
少しずつでもこういう意識を改善させていきたいし、この問題に対して積極的に働きかけたい。

投稿: プル | 2010/11/24 22:42

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