見た目は大切。
日本航空の鶴丸(マーク)がロゴなど一部手直しされて4月から復活するらしい。赤一色のどこからみても日本の会社のマークである。これまでの垂直尾翼の赤い鶏冠にくらべたら格段にいいのは間違いない。
最近は日の丸(赤い丸)や人を表したデザイン(マーク)を見かけるようになった。
でも、どこでも見かけるような、またはどこかで見たことのあるような印象のものが多くて、見た目の80点主義的な、もう飽き飽きするようなものが目につく。
二次元で表現されるシンボルマーク・ロゴマークはそれ自体には何の性能も諸元表も含まない。
それは見たままである。これが四コマ漫画になるとそれ自体にあるていどの性能(役割が)含まれてくる。
シンボルマークやロゴマークでその組織やイベントの内容など理解する(させる)こと自体が難しい。
たとえば先の日本航空の*鶴丸を先入知識なしに見たとして、それが何のマークなのか当てるのは難しい。航空会社のマークなのか酒造メーカーのマークなのか分からない。
マークなんてそんなものである。
マークの作成意図など普通は気にもかけない。デザイナーもそこらあたりのことは心得ているようで、発注側の意図をくみ取り、無難で一見完成度の高いものを作成する。
こんなもの面白くもない。完成度なんてクソクラエである。そんなものに拘っているからキッチュなものばかりが生まれてくる。
*JALの文字が入っていないとしての話。
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