感覚をスポイル。
車内は静かな方がいいわけです。試しにエーモン工業の「ロードノイズ低減マット(L)」を3セット買い込んでR1(スバル)のフロントとリアのフロアカーペットの下とフロント・センターフロアのマットの下に敷いてみたけれど、その効果は???。お金をかけただけの効果はありません。ちょっと考えてみれば分かる事なんですがこんな簡単なことで車内が静かになるはずありません。
もともとマットが敷かれている部分に施行してもその効果はほとんどないようです。
トランクやダッシュボード下など金属がそのままになっている部分に貼付ける方が良さそうです。
今は寒くてやる気がおこらないので暖かくなったら試してみる予定です。
R1のスペアタイヤの下には吸音材が最初から敷かれていました。これはスペアタイヤのガタツキ防止も兼ねているようです。この部分に敷いても無駄かもしれません。
いろいろ覗いていて気がついたのは、年次改良で後に追加された部材なのかどうかはわからないけれど、塗装されてない部材があること。こういう部分には(ロードノイズ低減マットを)貼っておきたいものです。
本当はリアクォーターパネル(リアスピーカーを装着した時に交換した部分)を外して(ロードノイズ低減マットを)貼るのが効果的なのでしょうが、かなり面倒なのとマット自体が高価なのでそこまではやれません。
床下やトランク、エンジンルームもだけれど、塗装が薄い事。グレーの下地塗装のみでしかもかなり怪しい薄さ。これはボディーの塗装にもいえることだけれど塗装と言うよりプリントの感覚に近いものです。
薄い鉄板に奇麗な薄い塗装。まるで缶コーヒーだ。重量には貢献しているのでしょうが静音やビビリに対しては不利ですね。
雪国の方は経験あると思いますが、雪というのは吸音効果があるようで、エンジンかけたまま雪上に停車している時はエンジン音が半分くらいに感じます。
POLOで新雪でフカフカの高速道路を走行したときエンジンの音もロードノイズも聞こえず、雪で視界も狭く走行していると言う感覚が無くなった事があります。走行している感覚を補っているはスピードメーターとタコメータという不思議な感覚でした。そんなバカな事があるのかと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが……。
走行情報をあるていど感じるというのは大切な事ですね。最近の高価格車(含ハイブリッド)はそこの所があまり考えられていないようで…。自宅の居間でハンドルを握っているような感覚が好きなんでしょうか。
そして最近増えてきたアイドリングストップ機能って安全なんでしょうか?
感覚スポイル機能じゃないのでしょうか。そのうち事故が起きそうです。エンジンは止まっていても車は起動状態にあるという感覚をいつか忘れそうで恐いですね。以前プリウスを運転した時の違和感はこういうことだったんです。
写真はR1(S)フロントエンブレム付近。LEDライトをあてて撮影しました。
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