板取関所跡。
板取宿へ行きました。
由来書には「柴田勝家が北ノ庄に封じられ信長の居城安土に赴く最短路として、天正六年(1578年)、栃ノ木峠の大改修を行なって以来、人馬の往来は頻繁となり……(中略)……今も甲造り型や、妻入り型の茅葺の民家が昔のまま保存されている。」と書かれています。
敦賀市から国道365号線を福井方面に向かうと左手にあります。敦賀インターあたりからだと20~30分くらいでしょうか、時間を見ていなかったので分かりませんが。
石畳の道を少し上ると民家がありますが、豪雪地帯なので屋根が傷んでいるものもありました。
人が住んでいないのかと思いましたが洗濯物が干してあったりプロパンガスが設置されていたり。
時間がゆっくり流れていました。風にそよぐ樹々。鳥の鳴き声とどこからか春ゼミの声。水の流れる音。
家々には「福井県認定証『ふくいの伝統的民家』」の表札が。
このあと今庄の「花はす公園」(まだ花の時期じゃないので農家の方が整備をしていました)を回り帰路、廃校を発見。二宮金次郎(二宮尊徳)像が懐かしい。最近は見かけなくなりましたね。どこの学校にもあったあの像はどこへいってしまったのでしょう。
校舎の前の池のふちに立っていた二宮金次郎像「いゃあ今日も暑いね。」とケリを入れて池に沈めたのは僕です。翌日には涼しげな顔をしてちゃんと元の位置にありました。不思議です。あれは夢だったのでしょうか。
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コメント
泉鏡花の「栃の実」を読んで、いつか行ってみたいと思いながら、そのままになっていました。
今年は行けるかな…。
投稿: まちこ | 2011/06/10 18:44
気候のいい時にどうぞ。今庄インターを下りて365号線を敦賀方面へ少し走るだけです。
投稿: プル | 2011/06/10 22:41