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2011/08/29

当社の商品はなるべく買わないでください。

商品を売るのが仕事なのにあまり買ってほしくないなんて。
そんな会社(店)って存在するのか?
販売している商品に自信がないのか? いやいや、商品自体には自信があるんだけれどその量に問題がある。

よくよく考えてみれば変だね。でも毎日「でんき予報」などという変なもの見ているとみんな自然に納得してしまうんだよね。
電力会社はチラシまで作って節電を呼びかけている。
電力会社の商品は「電気」である。その商品である電気を買わない為の協力を求めている。
不思議といえば不思議。変といえば変。

節電を声高に言っても消費量が見込める産業だからそんな事がいえるわけで、「お買い物はなるべく節約を心がけて無駄な買い物はしないでください。」なんていう店はない。

オール電化、オール電化と言っていた各社が何も言わなくなった。「今は声高に言っちゃマズイ」ってとこか。
ほんの半年前の事なのにあの大惨事で全てが変わってしまった。

でもちょっとした希望があるとすれば、こういう時に「優れたイノベーションが生まれる。」と最近読んだ*「スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション」の中に書かれている。
こういう時とは同書の中では「不景気なときほど」とか「経済がきびしい時期」という表現だが「困難なとき」と置換えてもいいだろう。
まさしく困難なとき。
はたしてどのようなものが登場するのか。

*「スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション」カーマイン・ガロ=著 日経BP社

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