秋の松のすがた。
「松の剪定」でカテゴリーを作り整理するのがいいのだろうけれど、ちょっと面倒なのでしない。
これとか・これとか・これを見てください。
他にまだあるかもしれないけれど……。「プルことば 松の剪定」で検索すればいくつか出てきます。
一つの例を掲げます。
写真は庭の松です。樹高は1m30cm位なので比較的小さなものです。
でもこの時期(秋)には多くの松がこのように枝葉が茂り幹が見えません。
この松は春に2度芽摘みを行ないましたが、その後なにも手を入れていません。
(僕は夏には剪定を行ないません。松やにが出て虫を呼ぶし木が弱るからです。)
見るからに剪定を行なうのは難しそうです。このように茂ってしまうとどう対処していいのか分からない方もいらっしゃると思います。
ちょっと乱暴なようですが、適当に葉をむしりとり枝をチョキチョ切ります。今回、親指より太い枝を30本くらい切除しています。細い枝など数知れず切除。(上向き枝・下向き枝・重なり枝など)
こんな小さな木にそんなに切る枝があるのかと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、いままでこのWeblogを見てきた方には分かると思いますが、プル流の剪定をすれば小さな枝が多く出ます。その小さな枝を育てる為に「枝の更新」をはかります。常識的な事ですが年々、松に限らず全ての植物は大きくなります。でも大きくせずに姿を保つ為には「大きくしないこと」あたりまえの事のようですがこれがなかなか難しいし実際にやってみないと分からない事です。
そしてこれが剪定後のものです。
葉の量は三分の一くらいに減りました。写真では分かりにくいと思いますが剪定前より一回り小さくなっています。
これで枝葉に日が当たります。小さな枝も元気に育ちます。雪にも耐えます。
時間は4時間位かかりました。かなり手強かった松です。
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