「ほっこりする」みんな疲れるのが好きなのか。
最近テレビなどでよく耳にするようになった言葉に「ほっこり」がある。
でも僕たちが昔から使っていた使い方と違うようだ。
「ほっこりする」だと「疲れた」という意味に使う。調べたら京都方言だという。
僕の住む福井県嶺南は京都に近いので同じ意味に使われても不思議ではない。
だから最初に聞いた時は「そんなにみんな疲れていていいのか!」などと思った。
「ほっこり……東北」などと言うテロップが出た時は「東北は疲れきっている」と解釈してしまった。
「ほっこり」という発声を、その様子や状態を表すとしてみてみればその発音が似ている事もあり「ほっとする」という意味で使われても不思議ではない。
擬態語としてみれば「いやされる」や「ほっとする」となるだろう。
一方「ほっこり」の「こり」は肩が「こる」などのようにその状態を表す言葉とすれば「疲れた」となる。
前半の「ほっ」をとるか後半の「こり」をとるかの違いだ。
なぜ最近「ほっこり」という言葉が多用されるようになったのか?
どこかのコピーライターの仕業なのか?
今まで使っていたのと全く違う意味で使われるのは、当然の事だけれど違和感がある。こういうのは疲れる。
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