農業用爆音機〝ナシ〟へ! すばらしい取り組み。
農業用爆音機の騒音に悩まされてきた高知市(針木地区)では〝脱爆音機〟に向けたすばらしい取り組みが行なわれている。
このWeblogにもよく書き込みされている、まりとむさんたちの努力の成果だ。
11月29日の高知新聞(夕刊)に「針木ナシ園・爆音機〝ナシ〟へ」という見出し
その取り組みがくわしく紹介されている。
近隣住民を悩ましてきた爆音機の音。
今年5月に地元のナシ組合と自治会などがカラス対策協議会を結成。市職員と現地調査もして、爆音機に頼らない対策を検討したというもの。
ナシ園ではネットを張ったり農家以外の住民も見回りに協力した結果、努力が実り昨年は地区全体で約3万個に上ったナシの食害が今期は約1万個にまで減り被害金額にして約1千万円分が減少したという。
今期、組合内で最後まで爆音機を使っていた農家も来年には使用を止めるという。
住民のつながりも期待でき、生産者だけでなく地域ぐるみで地元農産物を育てるという好例。
高知新聞のWeb版ではリード文のみが掲載されている。
*新聞はまりとむさんが送ってくれました。
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コメント
プルさん & 爆音機に悩まされている皆さん
新聞記事に関し、少し補足させていただきます。
結構長い記事なのですが、出だしが、
「県内有数のナシ生産地・・・・地区で長年、近隣住民を悩ましてきたものがある。・・・・四六時中、地区に鳴り響く音に体調を崩す人もいたが・・・」という文章から始まっています。すなわち、爆音機の騒音は、生活環境を悪化させ、健康を害すると書いてあるわけです。さらに、
『・・・猟銃を間近でダーンと撃ったような爆音機の音は「家の中にいても身体に響く」ほど』
「・・住民の中には不眠症になるなど体調不良を訴える人も。地元有志が・・・地域で聞き取り調査をしてきた・・・」
などとも書いてあります。
皆さん、音で体調を崩したり耐えられないと訴えても、取り合ってくれなかったり、個人的な敏感さの問題として扱われたりしたことがあるのではないかと思うのですが、そのようなものではないことがはっきり書かれていると言えます。
なお、9月30日には、NHKの夕方ローカル枠でかなりの時間が割かれて、この取り組みが放送されましたが、その中で、①従来使われてきた爆音機には鳥獣撃退効果はない②爆音機の騒音が周辺住民の健康を悪化させてきた③爆音機を止め、ネットやテグスを貼ったら被害がほぼなくなった、このことが繰り返し発音されました。プルさんにもお見せしたいのですが録画してなくて、手に入れたDVDはコピーができない状態です。
新聞全文を掲載できたらいいのですが、とりあえずプルさんのところに現物を数部送りました。もちろんコピーを取ることも可能です。プルさんに迷惑をおかけして恐縮ですが、全文をお読みになりたいときはプルさんに連絡を取ってみていただけないでしょうか?プルさん勝手ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: まりとむ | 2011/12/02 21:58
まりとむさん。
すいません。あまりにも簡単に書きすぎました。
新聞をスキャンするのはマズイかなと思い(スキャナー持っていない)一応大きめのサイズに拡大できますので写真をクリックして見てください。(右下が欠けてしまいましたすみません)
新聞希望の方はコメント記入欄にメアドを記入いただければこちらからメールします。
アドレスは公開されませんのでご安心ください。
投稿: プル | 2011/12/02 23:27
プルさん
新聞のスキャンをしたことはないけれど試みてみます。うまくいったら送信します。
投稿: まりとむ | 2011/12/02 23:45
写真を少し大きくしました。
クリックで拡大しますのでなんとか読めると思います。
投稿: プル | 2011/12/02 23:59