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2012/05/23

POLO(GTI)とSUBARU R1(S)

Img_3744GTI(Polo)について。
小さくて軽いので扱いやすい。などと世間では言われているようですが、普段乗っている僕の車はSUBARU R1(S)なのでこの軽さと小ささを経験したらほとんどの車は大きく重く感じてしまいます。
ついにこのサイズに体が慣れてしまいました。
GTIに乗った後でR1に乗るとパワーの違いよりもホイールベースの短さからくるピッチングが気になります。
前輪が段差を拾い直ぐに後輪が同じ段差を拾う。フロントサスの揺れが治まるや否やリアサスが揺れる感覚。ココンッ!という感覚です。*感覚の上書きが追いつかないのでしょう。

さてGTIとR1のスペックを比較してみます。(括弧内はR1)
★全長:3,995mm(3,285mm)
★全幅:1,685mm(1,475mm)
★全高:1,475mm(1,510)
★車両重量:1,210kg(870kg)
★ホイールベース:2,470mm(2,195mm)
★総排気量:1,389cc(658cc)
★最高出力:179ps(64ps)
★最大トルク:25.5kgm(10.5kgm)
といった具合でこれだけの開きがあります。
そしてスピードメータの表示がGTIの280km/hに対しR1は140km/hと半分です。

GTIの造りのよさは洗車するとわかります。水の切れがいい。R1だとドアノブやサイドミラー付け根、テールランプ周りなど至る所から拭いても拭いても隙間から雫が垂れます。GTIはそんなことがほとんどありません。各パーツの組付けがよく隙間もとても狭くなっています。

Img_3741

GTIは誰にでもすすめられる車じゃないと思います。そんなこといまさらいうと妻に叱られそうですが、Dシェイプの複雑な形状のやや小径のステアリングが肩幅にあっていて使いやすいという。なるほど僕には少し小さめかなと思っていたけれど女性にはいいのかも。
サスの固さと幅広タイヤからくるタタンッという感覚。とくに極低速で路面の荒れた路地なんかを走ると大八車のごとき突き上げがありますがこれが好きな人もいるわけで……僕ですが。

*はじめの感覚は次に感じた感覚により上書きされます。たとえば引き出しからノートを取り出して鉛筆で文章を書くとします。
ここで一番最初の感覚は引き出しに触った感覚。次はノートを触った感覚。そしてノートを開いた感覚。鉛筆を持った感覚。といった具合に次々に感覚は上書きされていきます。分かりやすく言えば必要の無くなった感覚は自動的に上書きされるのです。(とプルは勝手に解釈しています)


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2012/05/20

毛の生えたモミジ。

モミジといえば秋の紅葉の頃が一番話題になるけれど、春から夏にかけての緑もとても奇麗です。
Img_3684なかでも僕の好きなのは「コハウチワカエデ、漢字で書くと(小葉団扇楓)あまり情緒のある名前ではありませんが、別名「板屋名月」ともいわれこちらの呼び方の方が好きです。

芽吹きから若葉の頃には白くて短い毛が生えています。
写真をクリックして拡大してみてください。
他のモミジでは見かけませんね。
そして今の時期はライムグリーンの葉が奇麗です。
Img_3754

次の写真は葉脈に折れが入っています。これも若葉の頃には毛が生えていました。
Img_3757先の「板屋名月」と葉の大きさは同じくらいですが緑がやや濃いようです。
これも「コハウチワカエデ(板屋名月)」だと思うのですが……。
昨年秋に散りかけの葉がついたこのモミジを山で見つけ庭に植えました。
僕の背丈くらいありましたがなんとか移植できました。
山取りというのは環境の変化に弱いので根つきにくいのですが、落葉後すぐに移植できたのでたぶん大丈夫でしょう。
モミジは根の動きが早いので落葉していても春先に植えると枯れることがあります。
(先のコハウチワカエデも山取りです)


話題を変えます。
明日は金環日食とかで僕の住むところでは7時31分頃が最大食で右下側が欠けた状態になるそうです。
世間では太陽ばかり話題になっていますが樹々から漏れる陽射しが地面にどのような模様を作るのかを観察するのも面白そうです。
ただ時間的に通勤、通学時間。くれぐれも空ばかりに気が行ってしまわないように。
「日食に気をとられ交通事故多発!」なんてことにならないように気をつけましょう。

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2012/05/16

油あげ王国なんて……。

福井県が油揚げの消費量日本一だというのは聞いたことがある。
でもそれは県内の一部の地域が極端に多く消費するからじゃないのか。

今日のNHK「ためしてガッテン」は「油あげ」だった。
福井を「油あげ王国」などと言っていたけれど、えっ???。
ひどいのは「県内のほとんどのスーパーでは油あげコーナーがとても広いスペースを占め……」
これも????。

結局は何を言いたかったのか分からない番組(毎回ことだけれど)。
ごく一部の地域のことをまるで県民皆がそのようであるかのような誤解を与える放送内容。

油ギトギト。出るのはすべてアブラアセ。先祖はキツネなのか。
僕なんて、みそ汁やうどんの具にするときでも油抜きするのに、厚さ4センチもある揚げたての油あげに毎日かぶりついているなんて……うっ!吐き気がしてきた。
人それぞれどのような食べ方してもそれは自由ですが、健康に気を使う内容の多い番組なのに今回は異常。

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2012/05/04

大改作。フジ(藤)盆栽。

Img_3730
昨日に続きもうひと鉢フジの盆栽の紹介。
姿は大きく変わりましたが2007年に掲載した
フジ(上段)
と同じものです。
同じものに見えないと思いますが、同じものです。鉢も同じものです。
間延びして単調だった幹を鉢上6センチくらいの所でスパッと切りました。
そして新たに芽吹かせ作り直しました。
フジだからできる大胆な改作ですが案外簡単にできます。でも自信のない方にはおすすめできません。
実生から約25年。
サイズは鉢を入れて左右70センチ。高さ44センチ。


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2012/05/03

藤(フジ)盆栽。

Img_3722
ここに何度か登場しているフジの盆栽です。
そして登場するたびに大きく形を変えています。

2011年(昨年)に改作してやっとここまで花が多くなりました。
昨年の姿はこちら

管理方法は以前の記事を参照してください。
鉢を入れた樹高は約40センチ。
今日は雨で濡れたまま持ち込んで撮影したので花が重くなっています。

Img_3694開花前の状態は左の写真です。

幹にまで苔が上がってきました。
苔は自然に生えてきたものです。
写真はクリックで拡大しますので幹の状態等確認できます。


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2012/05/02

GTI(POLO)

つれあいの車である。
車の好みが似ているのか、それとも僕の方が影響されたのかわからないけれど、プリウスなどと言ったら蹴飛ばすところだ。
FIAT 500やアルファロメオMiToもなかなか魅力的ではあるが、やはりなんといっても迷うのはアウディA1とポロGTIだったようで彼女が試乗して出した答えがGTIの方だった。
Img_3698
締め上げられたサスペンションは舗装の継ぎ目等でタタンッと固さを感じるけれど、それがいいという。同感である。
そして4枚ドアであることも使い勝手がいいという。僕の小さなSUBARU R1(S)でさえ2枚の巨大なドアのせいで駐車に気を使う。
そしてGTIに乗れるギリギリの年齢なんていうと蹴飛ばされそうだけれど……。
AUDIはジジイやババアになってからでも乗ることができる。

Img_3701鋼のようなボディの剛性感はドアの開け閉めでもはっきり分かる。R1だとダッシュから何かしらの音が出る段差を乗り越えてもGTIは内装材のきしみ等皆無。

赤いステッチにチェックパターンというGTIお決まりのスポーツシートに背筋を伸ばして座りDシェイプステアリングの上質なレザーに触れる。これはもう儀式である。ターンテーブルにシュアのカートリッジを静かに下ろす儀式とよく似ている。

PoLo GTIなんだけれどPoLoのエンブレムはどこにも存在しない。前後にGTIの文字のみ。Iの赤い部分はmaniacsで買ったシートを僕が貼ったもの。

GTIってもっとじゃじゃ馬かと思っていたけれどR1(S)の方がじゃじゃ馬だった。
走行音は静かだし少しアクセルを踏めば控えめで心地いい排気音を聞くことができる。

GTIからR1(S)に乗り換えるとそのパワーの違いからガックリくるのかと思っていたけれどそんなことはない。スペックをくらべるとその差は歴然としてはいるものの、その力の出方、加速感はちょっと似ている。
GTIも低速時にはスーパーチャージャーが作動するからかもしれない。
もちろん高速域になればR1はGTIの足下にも及ばない。直進安定せいだってママチャリとロードバイクくらいの差がある。そしてR1がアルミ缶だとすればGTIはスチール缶くらいの違いがある。これはもうどうしょうもないことである。
そして燃費はほぼ同じ位だろう。こんなこと書くとR1(S)ってひどく悪いモノに思ってしまうかもしれないけれど、それくらいGTIはいい車だということ。これは相手が悪い。

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