喪中でも年賀状を要求するはがき。
ホームセンターでちょっと変わった内容の「喪中はがき」例文を見かけた。
新年のご挨拶にかえて一見、先方に配慮したようであり実は自分勝手な喪中はがきだったりする。皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます
喪中につき年始の挨拶は失礼しますが
皆様からの年賀状は楽しみに
お待ち申し上げております
今後ともよろしくお願い申し上げます
自分は「おめでとう」は言わないが相手には「おめでたい言葉」を要求する。失礼だ。
よくよく考えてみればいったいどんな年賀状を出したらいいのだ。
こんな「喪中はがき」を出す人は忘年会・新年会に出席したりするんだろうな。
その人の「喪中」ってなんなんだ?と思ってしまう。
こんなはがきを出すくらいなら堂々と「年賀はがき」を出したらいい。
謹んで新春のお慶びを申し上げますとした方がいっそ潔い。新しい年を迎え皆々様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます
さて、私ども昨年九月九日に義父が九十九歳で永眠いたしました
ここに昨年度中に賜りましたご厚情を深謝致しますと共に
本年も変わらぬご交誼のほどお願い申しあげます
ま、こんなことで潔さを競ってもあほらしいのだが、やはり常識知らずと思われるだろう。先の「新年のご挨拶にかえて」も負けてはいないが。
僕なんかだと次年度からリスト削除のきっかけにしたりもするのだけれど・・・。
世の中には年賀状が来ないと寂しく思う人もいるんだろうな。それがたとえ「喪に服す」という暫定的なものであっても。
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