
伊勢神宮へ行ってきました。
写真は外宮(げくう)のパワースポットとして有名な「三ツ石」
神職さんが硬貨(賽銭?)を回収していました。左にちらっと手が見える。
そこらじゅうに硬貨が散乱しているので大変ですね。
手をかざすと温かいというけれど本当でしょうか。
僕はしませんでしたが。

外宮「まがたま池」のほとりの「せんぐう館」に行ってみました。
これは第62回神宮式年遷宮を期して昨年完成したものです。
館内は撮影禁止なのでリンク先の「せんぐう館」のサイトを見てください。
写真は「まがたま池」と「せんぐう館(左の建物)」パノラマ写真なので池が小さく写っています。
せんぐう館のエントランスロビーに昭和28年に調えられた「外宮正殿の御扉」が展示されています。そして右方にはT画伯による「外宮正殿」の日本画が展示されています。
それを見て「あれっ?」と思いました。「御扉」の金具などの装飾が違うのです。近くにいた女性職員に聞きましたが「T画伯は実物を見ないで描いているので」と分けの分からない回答。そのあと他の女性スタッフと絵の方を指差してごにょごにょ話していました。「あの方、展示物にいちゃもんつけるのよ。」「あ、あのタイプの男は重箱のすみをつつくようなことを質問して満足している変態に多いのよ」と言っていたのかどうかは分からないけれど・・・。
現物は一般人は実際には見る事は出来ない(またはかなり困難)かもしれないのでスタッフは間違いを言ったわけじゃないけれど正しくもない。
帰宅後に「せんぐう館」に電話して聞いてみた。
「御扉」の金具や装飾は遷宮ごとに違うことがあったらしい。
「ただその時代時代の美意識にとらわれた変更ではなかった。今回の第62回神宮式年遷宮では本来の姿に戻す」という。
よく分からない説明である。なぜ変更されたのだろう、そしてここでいう「本来の姿」とは何をさしているのだろう。
「T画伯もなんらかの書物からその姿を想像して描いたものとされる」
そして「今回の第62回神宮式年遷宮では「御扉」がどのようなものになるのか私たちスタッフも知らない」という。「本来の姿」と言っているのだからその姿が分からないと言うのが分からない。だれかが「本来の姿」で作成しているはずである。
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