マダニ感染症。
マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群」のウイルスを保有するマダニが福井県でも見つかった。
今年の1月に国内で人への感染が初めて確認されてからわずか半年あまりで国内に広がっている。
有効なワクチンや薬はない。
国内では39人の患者のうち16人が死亡している。
今回のサンプル調査でウイルスが確認されたということはもうほとんどのマダニはウイルスを保有していると考えてもいいんじゃないだろうか。
感染すれば死亡率はとても高い。
今年の春先にマダニにやられたが未だに発症していないということはセーフだったんだろう。
毎年何匹かにやられる。
ダニなんかそこらへんの草っぱらにいくらでもいる。公園の樹々や芝生など・・・。
もう芝生の上でゴロリなどできない。
農業や林業。道路わきの草刈りをしている人や庭師の方ばかりじゃなくだれでも感染する可能性がある。
一昨年の2月に白いジャンパーを着て草地を通過したら数百匹のダニが付いていた。さすがに気持ち悪かったがそれくらいどこにでもいる。
普通生活していても見かけないなどと皆はいうけれどゴマ粒くらいのダニに気がつく人は少ない。
専門家は春から夏にかけて注意などと言うが前述したように冬でもたくさんいる。
そして「山に入る際は長袖、長ズボンを着用するよう注意してほしい」と呼びかけているけれど、山じゃなくても植物のあるところにはいるし、犬の散歩などでマダニを自宅に持ち帰ることもある。
「山に入る際は長袖、長ズボンを着用するよう注意してほしい」これが唯一の防御などというのはあまりにもおそまつ。そして僕の経験からいえば半袖、半ズボンより気分的にはましというだけで効果はほとんど無い。効果のあるのは宇宙服か放射線防護服くらいのものである。
厚生労働省はマダニの調査もいいけれどはやく抗ウイルス薬やワクチンを作ってほしい。
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