福井県は福井県恐竜ブランドキャラクター3体と彼ら恐竜の住む仮想の王国「ジュラチック(Juratic)」を発表した。
「ジュラチック」どこかで聞いた言葉である。
「恐竜せんせい」というNHK福井の開局80周年記念ドラマ。
主人公が子供たちとふれあう「ジュラチック・パーク」でドラマは繰り広げられた。
主人公の女性が、小学生の時に新種の恐竜の化石を見つけた。しかし本当は自分が見つけたというのは「ウソ」だった。
この「ウソ」がドラマのキーワードとなっている。
「ジュラチックパーク」は「ジュラシックパーク」のもじりである。ま、それはさておきNHKのドラマで使った「ジュラチック」を福井県が使ったのはNHKとなにか関連性があるのかと思ったけれど、NHKによると全く関係がないという。また県から何も聞いていないとのことである。
これじゃあ少々乱暴な言い方をすれば「パクリ」じゃないのか。
福井県のブランド営業課の返答は「ジュラチック」という名称は登録商標されていないから問題ないという。
僕が言いたいのは登録されている、いないの問題ではなくテレビというマスメディアにより広く知れ渡った「ジュラチック」という名称を使うことは道徳的に見てどうかと言う事である。
一般的に名称募集などの公募の基準から言えば、このようなアブナイ言葉は最初から審査の対象外となるであろう。
どうみても「ジュラチック」という名称が、類似、流用等、と思われてしまう。
県の担当者は「今後NHKとも話して・・・」などと言うので「それって事後承諾をってことですか?」
もう無茶苦茶である。
この名称が企画会議を通過した事に驚くし、とにかく県民として恥ずかしいことである。
NHKのドラマではウソだったことを白状したが、福井県も同じ言葉を使った事を認めてもいいと思う。
福井県は「ジュラチック」の商標登録を申請したという。
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