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2014/02/17

福井県、道徳的にどうなのか「ジュラチック」?

福井県は福井県恐竜ブランドキャラクター3体と彼ら恐竜の住む仮想の王国「ジュラチック(Juratic)」を発表した。
「ジュラチック」どこかで聞いた言葉である。

「恐竜せんせい」というNHK福井の開局80周年記念ドラマ。
主人公が子供たちとふれあう「ジュラチック・パーク」でドラマは繰り広げられた。
主人公の女性が、小学生の時に新種の恐竜の化石を見つけた。しかし本当は自分が見つけたというのは「ウソ」だった。
この「ウソ」がドラマのキーワードとなっている。

「ジュラックパーク」は「ジュラックパーク」のもじりである。ま、それはさておきNHKのドラマで使った「ジュラチック」を福井県が使ったのはNHKとなにか関連性があるのかと思ったけれど、NHKによると全く関係がないという。また県から何も聞いていないとのことである。

これじゃあ少々乱暴な言い方をすれば「パクリ」じゃないのか。

福井県のブランド営業課の返答は「ジュラチック」という名称は登録商標されていないから問題ないという。

僕が言いたいのは登録されている、いないの問題ではなくテレビというマスメディアにより広く知れ渡った「ジュラチック」という名称を使うことは道徳的に見てどうかと言う事である。

一般的に名称募集などの公募の基準から言えば、このようなアブナイ言葉は最初から審査の対象外となるであろう。
どうみても「ジュラチック」という名称が、類似、流用等、と思われてしまう。

県の担当者は「今後NHKとも話して・・・」などと言うので「それって事後承諾をってことですか?」
もう無茶苦茶である。

この名称が企画会議を通過した事に驚くし、とにかく県民として恥ずかしいことである。

NHKのドラマではウソだったことを白状したが、福井県も同じ言葉を使った事を認めてもいいと思う。

福井県は「ジュラチック」の商標登録を申請したという。

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コメント

福井県から発掘されたジュラチックのモデル、フクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタン、すべて白亜紀の恐竜です。ジュラ紀ではありません。そのあたりからも何かおかしいと思います。

投稿: 福井県民 | 2014/06/12 10:22

福井県民さま。
そうですよね。はずかしながら僕も今、福井県民さんからの書き込みで気がつきました。
時空のトンネルを超えてやってきたというお話(設定)だから細かい事はヌキなんて言いだすかも知れないけれど、やはりこの設定(名称は)誤解されますね。
映画の影響もあり恐竜と言えば「ジュラ紀」と言うイメージが強いのでそれに乗っかった感強しですね。(映画でも白亜紀の恐竜が多かったような・・・)
コメントありがとうございました。

投稿: プル | 2014/06/12 23:18

時空というトンネルを超えてやってきたという設定がまったく共有されていなくて、結局ただのゆるキャラ扱いになってます。そもそも各キャラがまったくオリジナルの特徴を捉えていないのがどうかと思います。恐竜が重要な観光資源だったら、長い目で見てまず県民の恐竜愛を育むのが先ではないでしょうか。せめて勝山から発掘された三体については、正確な情報を伝えるべきだと思います。特に子ども達に対しては。あのキャラたちでは、いくらメディアがゴリ押ししてもなんの効果もないでしょう。

投稿: 福井県民 | 2014/06/17 08:27

最初あのキャラが出た時、「なんじゃこりゃ」って感じでジュラチック王国の設定もなんだかむりやり。
「フクイラプトルにそっくり、フクイサウルスにそっくり、フクイティタンにそっくり」って、はぁ~?
舞鶴若狭道全線開通に向けて嶺南地域のキャラを先行して発表するなんて言っているけれど、いらねーよ。

県内17市町を連想させるキャラクターを作るらしいけれど、メガネをかけた恐竜キャラも作るそうで、なにがこの加速感を生み出しているんだろう。
ちょっと落ち着いてじっくり考えた方がいいのではないだろうか。

恐竜について正確(学術的)になどという堅い事はヌキにして「お祭りムードで楽しく!」なのか、そこんとこがグチャグチャになっている。
「簡単に分かりやすく」と「いい加減なもの」の区別がついていないようだ。

もともとこの3体のキャラはプロのデザイナーによるもので利益を優先し、関連商品の広がることが県の認知度とイメージアップにつながる。というこじつけによる金儲けが先に出ているところが下品。

そうか金儲けなんだ。利益優先なんだ。と考えるといろんな矛盾もなるほどなーと思えてしまう。
子供たちの教育というより利益追求のための手段としてなんでも(たとえ子供でも)利用するというのはちと言いすぎか・・・。

投稿: プル | 2014/06/18 22:55

金儲けというよりも、なんとなく前向きっぽい活動をしてお茶を濁してるだけに思えます。
税金は、地元民から自然発生的に湧き上がる企画に対して投入すべきで、旧態依然とした広告代理店の方法論に乗っかる時代でもないと思うのです。
あんなキャラだったら、その辺の小学生でも描けます。
キャラの背景の世界観だって、公募すればライトノベル好きの若者たちからいろんなアイデアが出たことでしょう。その審査の過程を公開すれば、キャラや世界観への愛着が増したはずです。
有志を集めてジュラチック以上のキャラを創りあげてみたいものです。その活動は、ある意味現代アート的ですよね。

投稿: 福井県民 | 2014/06/20 11:15

県のブランド営業課が掲げる戦略は
1.気鋭のデザイナー起用
2.オーダーメイドでデザイン
3.仮想空間で若者にアピール
だそうです。
この戦略もブランド営業課が掲げているだけでいったい誰が考えたんでしょうね。
ブランド営業課って代理店に税金使ってすべておまかせみたいな感じ。
こりゃブランドイメージ課かブランド妄想課ですな。
外からあれこれやられるよりやはり中からわき上がる力を利用してこそ、例え失敗しても税金を使う意味があるのでは。

「もう、お前らのような素人・有象無象の意見なぞ聞いていられるか!こっちは遊びでやってんじゃねーんだ!」って感じ。

県がやるってんだからだまってそれに従えばいいんだよ。上意下達、これが県民への恩寵だ!ってお堀に囲まれたお城の中から叫んでる。

投稿: プル | 2014/06/22 00:14

自己演出お疲れ様です!!

投稿: 自演乙w | 2015/06/28 20:35

自演乙wさん
意味が分かりません。

投稿: プル | 2015/06/29 22:34

気持ちはわかりますが、代理店に丸投げっていうのは
勘違いされていると思います。
代理店に丸投げしてたら、もっと明確な目的と戦略を設定するはずです。
くまもんの成功例を見て似たような戦略をとっているんだと思います。
一般公募の成功例としてはひこにゃんがいますが、
大ヒットゆえに考案者からの訴訟問題を抱えたりしているので、
県などの公的機関では今後やる所はあまり無いと思われます。

投稿: | 2015/07/03 11:36

同じホスト名で同じ地域で同じブラウザなので先日の「自演乙w」さんかと思いましたがOSとIPアドレスが違いました。

おっしゃるように考えてみれば目的と戦略がアマイというか緩いというか、最近は失速気味な印象もさもありなん。
成功すればそれはそれで問題もあるようで、専門知識のない県(スタッフ)はなかなか大変な作業であるようですね。
個人的には「ジュラチック」は嫌いというだけです。

投稿: プル | 2015/07/03 23:23

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