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2015/04/20

安全性より臨場感?

朝見た「ワイドナショー」にはがっかりだ。

ファウルボールが右目に当たり失明したことによる訴訟が話題になっていた。

「臨場感の先にはいわゆる迫力というところがあって……。」
などと臨場感が野球の醍醐味だなんてそれは安全が担保された状況で言える事。

防球ネットの不備により安全性が疎かにされればそれはもはや娯楽とは言えない。

「ファウルボールの直撃による事故防止は自己責任」だとか「スポーツ観戦には危険はつきものだ」と
出演者の多くがまるで観客は自己責任で楽しむべきのような発言はどうかと思う。

防球ネットは不要で迫力や臨場感が好きなら動物園のトラの檻に入っていただきたい。

テーマパークや遊園地での事故なら当然安全性を問われる。

スポーツだけがまるで特別なもののように捉えられるのは危険だ。

「野球がなめられだした?」などと、もうガキの喧嘩のような科白をはくのもどうかと思う。

片目を失明すれば距離感はつかみにくくなるだろうし立体視という観点からも問題が出る。
臨場感という言葉を使うならばこれは大きく削がれる事になるだろう。

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