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2017/03/01

チョコ(ネコ)が亡くなりました。

2011年6月に甲状腺機能亢進症を患った後も元気で、毎日朝晩の薬もきちんと飲んでくれました。
昨年秋に胆嚢炎で4日間入院しましたがその後は元気でした。

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あれっ?と思ったのは2月14日。吐いた後、食欲がもどらない。喉の辺りを触ると、ギンナンくらいのしこりがある。
翌15日かかりつけの動物病院で検査。喉に1センチの腫瘍のようなものがある。昨年の秋の写真では異常はない。
喉の辺りはよく触っているけれどこんなに急に腫瘍ができることってあるのか。
細胞検査の結果は「上皮性悪性腫瘍病変疑い『粘膜上皮細胞が得られており、一部の細胞がやや強い異型性を示していることや腫瘤が確認されていることなどから、気管を由来とする腺癌が疑われます。』」というもの。

気管が圧迫され狭くなっている。場所的には手術不可能。

2月15日から17日まで入院。食欲が戻りホッとするが、22日から食欲が落ち翌日からはまったく受けつけなくなる。
時々咳きこみ苦しそうであった。

2月27日腫瘍の大きさは約2.5センチ。動物病院で皮下輸液をうけ、いつもならすぐ止まる血がなかなか止まらない。なんとか処置が終わり、先生がチョコを優しくなでてくれた。

病院からの帰り、松原から日本海さかな街に続く道路を走りながら、「ポカポカといい天気だねー。春みたいだね。チョコと何度この道を通ったかなー。いい天気だねー。ほんといいてんきだね~」チョコはケージの中からフロントガラス越しの景色を眺めていた。
たぶんこれが最後のチョコとのドライブだと思うと涙が出た。

翌2月28日。夕方6時40分。数分おきに右に左に寝返りをうつ。7時すぎに苦しそうに息をする。「大丈夫だよ大丈夫だよお父さんここにいる」といい頭をなででやる。そして「カッ、カッカッ」といい息が止まる。時計を見ると7時10分。

チョコ(17歳、雌ネコ)若い頃はやんちゃお嬢(獰猛といってもいい)だった。
ぼくはチョコのおなかのフカフカの毛が好きだった。悪い事をした時は顎でチョコの頭をゴリゴリするのが決まりだった。

写真は2月23日いっしょにテレビを見ていた。亡くなる5日前である。

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いつも膝に乗って来たので、これが生活として溶け込んでいたので気がつかない事も。

気がついてからたったの2週間。あまりに早かった。まだ家のどこかで寝ているような気がして・・・。
やっぱり、きつい。さみしい。


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コメント

毛柄もお顔もかわいいチョコちゃんの猛猫ぶりが紹介されるたび、いつもほほえましく拝見していました。
甲状腺機能亢進症を患ってから気になっていましたが、きちんと朝晩お薬も飲んでくれてお利口さんでしたね。
愛する猫の看病も亡くなることも、本当にきつく、さみしいです。
お気持ち、お察しいたします。

投稿: まちこ | 2017/03/02 02:16

まちこさんには、こういう時の気持ちが一番わかっていただけて・・・。ありがとうございます。
トムやヒメが亡くなった時「チョコちゃん。さみしくなったね」と言っていても「とーちゃん、それよりエサ、エサくれ」とまとわりつくチョコがいたので、ずいぶんすくわれました。
先月13日の夕方、ボクの体調が悪くダウンしていましたが、ずっとチョコがそばにいてくれてたすかりました。

まだ、たった2日なのに朝が一番つらい。
朝一番に「チョコおはよ!」薬とカリカリを用意してからコーヒー淹れて、僕がパンをかじり出すと、ピョンとひざに乗ってくる毎日だった。
チョコが動かしてくれていた朝の部屋の空気が、シンとしている。

ニャー、トム、ヒメ、チョコ。みんな久しぶりにそろって楽しくやっている事でしょう。

とにかく僕は耐えるしかない。

今日はまちこさんの言葉に救われました。ありがとうございます。

年度替りの時期でお忙しいと思います。お体大切にご活躍ください。

投稿: プル | 2017/03/02 23:29

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