熱中症(どこかがおかしい?)
タイトルだけ見ると体調の事のようだけれど、記事は「コトバ」についてだ。
「熱中症」というコトバ。
同じ使い方に「認知症」というのもある。
「熱中」・「認知」という動作性名詞に「症」をくっつけてしまったものだからコトバがコワレてしまった。
コワレているのに気づかず、身体の不具合を作用させていると思っている。
こういう言葉を生み出す事が、認知不全症の症状だ。
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タイトルだけ見ると体調の事のようだけれど、記事は「コトバ」についてだ。
「熱中症」というコトバ。
同じ使い方に「認知症」というのもある。
「熱中」・「認知」という動作性名詞に「症」をくっつけてしまったものだからコトバがコワレてしまった。
コワレているのに気づかず、身体の不具合を作用させていると思っている。
こういう言葉を生み出す事が、認知不全症の症状だ。
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NHKニュースで今日から教科書の見本が閲覧できるようになったという。
本県(福井県)では13日から。
小学校の社会の教科書に、尖閣諸島は「日本固有の領土」と明記されている教科書もあると映像を交えての放送だった。
「日本固有の領土」? いつも思うんだけれど「固有」という文言がなぜ必要なのかな。
「固有」広辞苑と旺文社国語辞典では「もとからあること」とある。
じゃあ「尖閣諸島は日本の領土」とすればいいわけだけれど、現実はちょっと様子が違うようで、でも国の矜持もあり「固有」という言葉を付けて「固有の領土でしたが(または固有の領土ですが)現実は皆さんご存知のとおりです」とまるで現実は「違う」ことをイメージしてしまう。
過去は「こうでした(固有)が」現在(現実は)違うことを表しているんですね。
曖昧な表現なんです。
日本人特有の言霊思想なのでしょうか。「日本固有の領土」と繰り返し言っていると現実になる。またはそう思いたい。
リンク先 → ウィキペディア「言霊」
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ある漫画の東京電力福島第一原子力発電所の事故の描写が話題になっている。
テレビでは「風評被害だ」との声も。
福島第一原子力発電所の事故発生時のあのテレビの映像はどうなのだ。
当時、事実を淡々と伝えるのは当然の事ではあるが、いろんな人があれこれ勝手な事を言い、大騒ぎであった。あれから3年以上経ち未だ先が見えない状態。
元凶が東京電力福島第一原子力発電所の事故であり、すべての事象はここから派生している。
人を気遣ってとか世間がこちらの方を向いていないからとか、言えば攻撃されるからとかの理由で本来の正しい言葉を使えないとなればそれは悲劇である。
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1.「暖かいバターを切るみたいに・・・」
2.「バターを暖かいナイフで切るみたいに・・・」
共に村上春樹の著書
1.は文春文庫「TVピープル/加納クレタ」。
2.は新潮文庫「村上ラヂオ/あ、いけない!」。
1.は「喉をナイフで裂いた」時。
2.は「車のマニュアルシフトの操作」の時。
感覚的には、「ああそんな感じなんだろう」と想像はできるけれど、はたして本当なんでしょうか。
車雑誌には古くから「バターを暖かいナイフで切るみたいに」的な表現がされていました。
ハルキが先なのか自動車評論家が先なのか、はたまた偶然同じ表現になったのか分かりませんが、これは「よくよく考えてみると変だなー」と以前から思っていました。
だって暖めたナイフでバターを切ってもかなり抵抗がありギアが鳴ってしまいそうですね。「熱いナイフ」なら少しはましかもしれませんが、それとてあまり期待できないようです。
べつに「バター」でなくてもプリンでも豆腐でもゼリーでもいいんじゃないでしょうか、いやいやバターの「油感」ヌメーとかヌルッとかヌターッとしたオノマトペ的なものがみんな好きなんです。
さて「暖かいバター」って何度くらいを想像しますか。20℃?、30℃?それとも50℃くらい?
30℃で融解が始まり50℃では完全に液体だそうです。
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福井県は福井県恐竜ブランドキャラクター3体と彼ら恐竜の住む仮想の王国「ジュラチック(Juratic)」を発表した。
「ジュラチック」どこかで聞いた言葉である。
「恐竜せんせい」というNHK福井の開局80周年記念ドラマ。
主人公が子供たちとふれあう「ジュラチック・パーク」でドラマは繰り広げられた。
主人公の女性が、小学生の時に新種の恐竜の化石を見つけた。しかし本当は自分が見つけたというのは「ウソ」だった。
この「ウソ」がドラマのキーワードとなっている。
「ジュラチックパーク」は「ジュラシックパーク」のもじりである。ま、それはさておきNHKのドラマで使った「ジュラチック」を福井県が使ったのはNHKとなにか関連性があるのかと思ったけれど、NHKによると全く関係がないという。また県から何も聞いていないとのことである。
これじゃあ少々乱暴な言い方をすれば「パクリ」じゃないのか。
福井県のブランド営業課の返答は「ジュラチック」という名称は登録商標されていないから問題ないという。
僕が言いたいのは登録されている、いないの問題ではなくテレビというマスメディアにより広く知れ渡った「ジュラチック」という名称を使うことは道徳的に見てどうかと言う事である。
一般的に名称募集などの公募の基準から言えば、このようなアブナイ言葉は最初から審査の対象外となるであろう。
どうみても「ジュラチック」という名称が、類似、流用等、と思われてしまう。
県の担当者は「今後NHKとも話して・・・」などと言うので「それって事後承諾をってことですか?」
もう無茶苦茶である。
この名称が企画会議を通過した事に驚くし、とにかく県民として恥ずかしいことである。
NHKのドラマではウソだったことを白状したが、福井県も同じ言葉を使った事を認めてもいいと思う。
福井県は「ジュラチック」の商標登録を申請したという。
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「海抜表示板」については昨年の3月にも書いた。
「『ここの地盤は』という表現が誤解を招くので表現を変えたらどうか」と要望した。
そして出来上がったものは「ここの地面は」という表示板。
よくよく考えてみれば役所にお願いして通ったのはこれが初めてかもしれない。
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午前10時40分頃だったか地元民放TV(日テレ系)に見出しのテロップが「速報」として流れた。
この件に関しては面倒だからあえて述べないけれど、問題はこのテロップである。
国語としていささか問題がある。いやメディアとしての配慮に問題がある。
「安倍首相が靖国神社を参拝へ」
「参拝へ」と言うんだからまだ参拝していなくて、その意向だともとれるし今、靖国神社へ参拝に向かったともとれる。
あわててみると既に参拝を終えたと誤解するかもしれない。
実際にはこのあと一時間も経たない午前11時半ごろ参拝したという。
NHKは午前11時前のニュースで「安倍首相 靖国神社参拝へ」の見出しとともに「靖国神社に参拝することになりました」とアナウンサーは述べた。
「速報」だから担当記者からの文面をそのまま流したのは解るが、テロップだけでは誤解される事もあるので、その後修正して解りやすい表記にすることが必要だ。
午後のテレビ放送では総理の靖国神社参拝をネタに、コメンテーターたちが言いたい放題。結果的には彼らはパラドックスの渦の中にいる。
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新刊だからといって飛びつかない。
やっと新潮文庫の「1Q84/村上春樹」をBOOK・OFFで手に入れたのが昨年の秋。
全3巻の小説を文庫本では全編、後編に分けて全6冊になっている。
Book 1の前編を読むのに一ヵ月もかかるというタラタラした読み方。これだと半年楽しめるなどと思ったのは間違いで、残り5冊を2週間余で読むという阿呆をしてしまった。とはいえ楽しめた。
「不吉」と言う言葉が13回出てくる。(数え間違いあるかも)
「ダンス・ダンス・ダンス」を読んだ時に長距離トラックの音を「不吉な・・・」うまい表現だなと思ったものだ。
もう一つ気になった言葉は「つつましい」と言う言葉。これは7回出てくる。(これも数え間違いあるかも)テキスト化してカウントすれば正確な数が出るんだろうが・・・
これはすべての箇所に当てはまるわけじゃないけれど、「つつましい」を「つましい」と読んでしまった箇所があった。
僕の理解度が低いせいもあるんだろうけれど、最近この二つを同じ意味に使う方も多いようだ。
<新明解国語辞典>
つつましい(慎ましい)(1)遠慮深い(2) 礼儀正しく、しとやかだ。
つましい(倹しい)質素だ。倹約だ。
先日、整形外科で検査の後、栄養の摂り方の話になり、「牛肉ですか?えーっと最近食べたのは1月6日です」「嫌いなのですか?」「いえ大好きですが・・・経済的理由からつましい生活を・・・」
と嘘のような本当の会話をしました。
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最近増えてきた「海抜表示板」
「ここの地盤は海抜3.5m」って・・・?
問題は「地盤(じばん)」という言葉。
「ここは海抜3.5mです」とすればいいのですが、最近「地盤」を入れるケースが増えている。
「地盤」を辞書で引いてみる。
■大辞泉辞書にもあるように「地表からある深さまでの土層または地層」というふうに感覚的に言って「地盤」はある程度の「厚み」を感じさせるもの。
1.地面。地殻の表層部。「_がゆるい」2.建造物・工作物などを据える基礎となる土地。土台。
■大辞林
1.地殻の表層部、地表からある深さまでの土層または地層。ちばん。2.施設・建造物などを支える基礎となる土地。
■大辞泉というわけだから「地盤」と書かなくてもよいのではないのか。海水面から(地表面まで)の高さを表す言葉なので二重(重複)表現になってしまう。
海水面から測った陸地の高さ。干潮時と満潮時の年間平均を基準とする。標高。
■大辞林
一定の海面を基準として表した山や陸地などの高さ。日本では東京湾の平均海面を海抜0メートルとする。標高。
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